大阪発の新ベンチャー、CocoBeLLの挑戦
株式会社アースライトが手掛ける共感型テレアポ代行サービス『CocoBeLL』が注目されています。少子高齢化や人手不足が深刻化する現代において、従来の押し売り型の営業手法を見直し、より顧客の心に響く営業スタイルを提案するこのサービスは、特に中小企業に新たな可能性を提供しています。
CocoBeLLが目指す“共感型営業”とは?
CocoBeLLの特徴は、従来の営業手法からの脱却にあります。これまでのようにただ数をこなすだけの営業方針ではなく、顧客との対話を重視した「共感」ベースの営業手法を採用しています。このアプローチは、最初に顧客の話を聞くことから始まり、その後共鳴し、要約を行い、最終的に提案を行って次の約束をするという5つのステップで構成されています。こうした丁寧な営業手法により、「押し売り」感を排除し、顧客との信頼関係を築くことができるのです。
スモールスタートでリスクを軽減
CocoBeLLでは、月100件からサービスを利用できるスモールスタートが可能です。これにより、特にリソースが限られている中小企業にとっても、気軽に導入できる環境が整っています。利用開始後は毎日のレポートや月次の改善ミーティングが設けられ、サービスの透明性が確保されています。また、もしアポイントがゼロの場合には、料金の半額が返金される最低成果保証制度も用意されているため、初めての企業でも安心して利用できる仕組みが整っています。
この新しい営業スタイルを実現する責任者の想い
CocoBeLLの責任者は、2児の母であり、元アパレル販売のトップセールスである小林大地氏です。彼女は自身の接客経験を活かしながら、顧客の課題に寄り添った営業を実現しています。「もっと必要とされ、喜ばれる自分でありたい」という想いから、顧客との共感を重視する営業スタイルを確立しました。この姿勢がCocoBeLLの営業基準となっているのです。
時代に合った営業手法を確立
代表の小林大地氏は、「数で押す営業は、もはや時代に合いません」と言います。過去の経験を活かし、顧客との信頼を築くことで、企業が持続可能な成長を遂げる手助けをすることが、今後のビジョンとなっています。CocoBeLLは、ただのテレアポ代行ではなく、企業と顧客の新しい接点をつくる重要な役割を担っています。
今後の展望
アースライトはCocoBeLLをスタート地点に、さらなる事業展開を検討しています。“人が持つ特性”と“人間力”を最大限に活かすことで、人手不足に悩む企業に新しい営業の形を提供し、持続可能な社会の実現に向けて前進していきます。
企業の成長だけでなく、働く一人ひとりが自分らしく充実した仕事ができる環境の整備も目指しているのです。大阪から始まるこの新しい営業モデルは、今後さらなる注目を集めることでしょう。