山田杏奈が描く古江彩佳の挑戦
2024年、米ツアーでの3シーズン目を迎えた古江彩佳選手。彼女は7月の「アムンディ・エビアン・チャンピオンシップ」で日本人女子選手として史上4人目のメジャーチャンピオンとなりました。この偉業を成し遂げた彼女の姿は、日本のみならず全世界のゴルフファンに感動を与えました。
WOWOWでは、古江選手の挑戦を映したドキュメンタリー『プロゴルファー 古江彩佳 限りなく挑み続ける24歳』が、2024年1月25日(土)午後2:15より放送されます。この番組のナレーションを務めたのは、若手女優の山田杏奈さんです。彼女は大ヒット映画「ゴールデンカムイ」でのアシㇼパ役をはじめ、多くの作品に出演しており、最近では第48回日本アカデミー賞で新人賞と優秀助演女優賞をダブル受賞するなど、注目を集めています。
ナレーションへの思い
山田さんは、同世代の古江選手のナレーションを担当するにあたり、特別な思いを抱いていました。「彼女が第一線で戦っている姿を拝見し、心から尊敬しています」と話す山田さん。その姿勢は、ゴルフの経験がほぼない彼女にとっても強く響いたようです。「ナレーションでは、同世代としての視点で、友人のように語る心がけをしました」と、等身大の目線で表現することを意識したと語ります。
目指すべき姿と共感
古江選手が年間平均最少スコアの「ベアトロフィー」を目指す姿勢は、山田さん自身の仕事への姿勢とも共通しています。尊敬の眼差しを向けながらも、「周囲に素晴らしい選手がいる環境で結果を求めるその努力が、私自身にも通じる部分がある」と言います。古江選手が厳しい局面でもストイックにプレーに向き合う姿に、自然と力が入ったと話す山田さん。大会の結果に泣き笑いする姿を見守りながら、彼女自身の目標や感情を思い起こしたことでしょう。
目指す頂と自分自身の成長
山田さんは、これまでの仕事を「今を生きる」感覚で取り組んできたとしながら、「より広がりのある場所で演技ができるようになりたい」と理想を語ります。古江選手の努力から刺激を受け、自身もさらなる努力を重ねることを決意したそうです。私生活も大切にし、役を演じる上での資質を磨くために、日常生活をしっかり築くことの重要性を認識していました。
感情の交流とファンの支え
ドラマ制作における喜びについても語った山田さん。「家族や友人からの感想に特別な幸せを感じます。それは単なる結果ではなく、経験の積み重ねがもたらす感情の動きでもあります」と、役者としての心情を明かしました。また、ファンの存在が大きな支えであることも強調。「ファンの皆さんに恥じないような役者でありたい」と、その思いが彼女の活動の根底を支えています。
最後に
山田さんは、古江選手の素晴らしいプレーに魅了され、応援したいという気持ちを新たにしました。「彼女のプレーには、観ている私たちを引き込む魅力があります。同世代として、彼女のように人々に影響を与える存在を目指したいと思います」と、強い気持ちで締めくくりました。
これから放送されるドキュメンタリーでは、古江彩佳選手の挑戦や山田杏奈さんのナレーションがどのように形作られているのか、ぜひ注目してください。