横浜みなとみらいホールで、新たな音楽体験が始まります。2025年からの3年間、プロデューサーとして就任するヴァイオリニスト・石田泰尚が企画する第一弾コンサート「サロン de ストリングス」は、弦楽アンサンブル「石田組」による魅力的な室内楽シリーズです。
このコンサートは、各回異なる編成と選曲により、素晴らしい演奏体験を提供します。石田は「初めて自分が出演しない公演をプロデュースする」と語っており、その新しい挑戦に期待が寄せられています。出演者には彼が信頼を寄せる石田組のメンバーが集結し、室内楽の奥深さと美しさを再発見する機会です。
「サロン de ストリングス」は、平日午後の60分間で、まるでサロンにいるかのような贅沢な時間を提供します。この新しい試みは、忙しい日常の中に音楽の彩りを加える素敵なひとときとなることでしょう。
プロデューサー in レジデンス
このプロジェクトは、横浜みなとみらいホールが実施する「プロデューサー in レジデンス」という独自の事業の一環です。この事業では、国内外で活躍する演奏家がプロデューサーとなり、自らの音楽的視点から様々な企画を実施します。石田泰尚は2025年からの3年間、その役割を担い、音楽教育の一環として中学校の弦楽合奏部への訪問指導など、多岐にわたる事業を計画中です。
室内楽のシリーズ
シリーズは全3回にわたり、異なる編成でお届けされます。まず、vol.1では横浜出身の兄弟デュオ、ヴァイオリンの大宮臨太郎とチェロの大宮理人、さらに松岡あさひのピアノによるトリオが登場します。次に、vol.2では女性メンバーによるヴァイオリンとヴィオラのデュオ。また、vol.3では初期メンバーによる弦楽四重奏が披露されます。各メンバーによる選曲も楽しみのひとつで、クラシックから現代の名曲まで幅広いレパートリーが用意されています。
公演情報
「サロン de ストリングス」は、すべての公演が平日14時に開演し、各回は60分間で構成されています。石田泰尚がナビゲーターとして参加し、演奏者たちの魅力的な音楽を紹介します。これは音楽ファンだけでなく、新たに室内楽に興味を持つ人々にもとっても親しみやすいコンセプトです。
日程
出演:大宮臨太郎(ヴァイオリン)、大宮理人(チェロ)、松岡あさひ(ピアノ)
曲目:メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op.49 など
出演:直江智沙子(ヴァイオリン)、須田祥子(ヴィオラ)
曲目:モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 変ロ長調 K.424 など
出演:塩田 脩(ヴァイオリン)、丹羽洋輔(ヴァイオリン)、萩谷金太郎(ヴィオラ)、弘田 徹(チェロ)
曲目:吉松 隆:アトム・ハーツ・クラブ・カルテット Op.70 など
チケット情報
すべての公演は全席指定で、料金は各回2,000円です。チケットは横浜みなとみらいホールチケットセンターで取り扱っており、電話または窓口での申し込みが可能です。この機会に、室内楽の魅力に触れてみませんか?