光創ネクサス設立
2025-06-29 00:08:18

岡山大学が新たに「光創ネクサス」を設立し異分野融合研究を促進

岡山大学が新たに「光創ネクサス」を設立し異分野融合研究を促進



2025年6月19日、岡山大学は「光」を用いた異分野融合研究の拠点「光創ネクサス」を立ち上げ、初回ミーティングを津島キャンパスの共創イノベーションラボ、通称KIBINOVEで開催しました。この取り組みは、物理学、化学、生物学、医療、情報科学など多様な分野の研究者が集い、「光」技術を共通のツールとして用いることで、新たな研究テーマや応用可能性を生み出す事を目的としています。

ミーティングには、学内の教員を中心に、学術研究コーディネーターや産学連携の担当者、そして学生約30名が参加。「光創ネクサス」の設立趣意について、世話人の三澤弘明特任教授と福田伸子教授がそれぞれビジョンを語り、参加者各自が4分間で自身の研究キーワードや現在進行しているプロジェクトを発表しました。この「ショートプレゼン」は、異なる分野の研究者との理解を深め、ネットワークを構築するための第一歩となりました。

参加者たちからは、「専門性の違う研究者同士が交流することで新しいアイデアが生まれることを実感した」「異なる分野でもフラットに意見交換できる貴重な機会」などの意見が寄せられ、活発なディスカッションが展開されました。このような場は、普段あまり関わることのない研究分野に触れる絶好の機会でもあり、思わぬ発見につながることが期待されています。

ミーティング後に行われた交流会では、武安伸幸准教授が挨拶し、参加者たちが自由に対話を交わす姿が見受けられました。これにより、共同研究が進むきっかけや新たなコラボレーションの芽が見られることとなり、今後の展開に期待が高まります。

「光創ネクサス」は、光を利用・不利用に関係なく「新しい挑戦がしたい」、「異分野とのつながりを求めている」という研究者にとって開かれた場として、さらなる発展を目指します。また、岡山大学内に留まらず、中四国地域の研究者や教員も招待し、共同研究や研究設備の共有を通じた研究力の強化を図っていく方針です。次回のミーティングは8月5日に予定されており、今後の活動にも注目が集まることでしょう。

岡山大学は、「持続可能な開発目標(SDGs)」の支援に取り組んでおり、地域中核の特色ある研究大学として期待されています。新たな研究拠点「光創ネクサス」を通じて、岡山大学は地域と世界の未来を共創し、革新をもたらす存在としての役割を果たしていきます。


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