クラウドPBX導入企業が抱える懸念点と重視する判断基準とは？

電話のDXを推進する株式会社プロディライトは、自社のクラウドPBX「INNOVERA 2.0」を導入している企業1,630社を対象にアンケート調査を実施しました。この調査を通じて、企業がクラウドPBXを導入する際の懸念点や重視しているポイントが浮き彫りになりました。具体的な調査結果について詳しく見ていきましょう。

調査背景

2025年から施行されるカスタマーハラスメント対策法により、企業や自治体は電話応対業務におけるハラスメント対策を義務付けられることが決まりました。これを背景に、企業側はカスハラへの対策として、通話録音やガイダンスの導入が急務とされています。プロディライトは、このニーズに応えるため、アンケート調査を通じて、クラウドPBXの導入状況や顧客の意識を把握することを目的としました。

アンケート結果の要約

1. 主な懸念点

調査の結果、最も多くの企業が抱いていた懸念点は「通話品質」で34%がこの点を不安視しています。次いで「サービスの可用性や保守性」が20%、インターネットを基盤としたサービスならではの特有の懸念もあるようです。企業は、専門性の高いクラウドPBXの仕組みを理解するための明確な説明やアフターサポートを求めていることがわかります。

2. 機能よりも堅実な選択

意外にも、企業がクラウドPBXを選ぶ際には機能面よりも「価格」や「既存の電話番号を使用できること」を重視していることが明らかになりました。「価格」は25%、続いて「既存の電話番号」の保持が21%という結果でした。これは、企業が高機能なサービスよりも、実際のコストパフォーマンスや信頼性を優先していることの表れです。

3. 実際の利用で感じる利点

実際に「INNOVERA」を利用した企業からは、「スマートフォンで固定電話の機能が使える」ことに24%が好印象を持っているとの回答が得られました。また、「通話録音機能」も17%の支持を集めており、カスハラ対策への関心が高まっている様子が伺えます。これにより、企業が求める利便性が実際の使用を通じて実感されていることがわかります。

まとめ

この調査結果を通じて、クラウドPBXを導入検討中の企業は、やはり「通話品質」や「サービス内容の理解」に不安を感じながらも、堅実な選択を求める傾向があることが確認されました。また、実際に利用している企業からの評価は高く、両者の意識のギャップが存在するようです。こうした企業のニーズに応えるべく、プロディライトが提供する国産クラウドPBX「INNOVERA」は、堅実な選択肢として評価されています。高音質の通話環境を提供する「INNOVERA」の魅力について、ぜひ気軽にお問い合わせください。