デザイン・ものづくりの挑戦
2025-05-30 17:40:22

Co-Design Challenge Pitch第1弾の開催レポート - 日本の未来をデザインする挑戦の幕開け

Co-Design Challenge Pitch第1弾の開催レポート



2025年に開催される大阪・関西万博を機に、さまざまな形で日本の新しい価値を創出する「Co-Design Challenge」プログラムの第1弾が、5月28日(水)に万博会場のフューチャーライフヴィレッジで行われました。このイベントでは、デザインとものづくりを通じて未来の日本の生活を模索する22の挑戦が披露されました。

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の取り組み



当プログラムは、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が主催しており、多様なプレイヤーとの共創を通じて、新たなモノやサービスを開発することを目指しています。このプログラムでは、地域の参加者を広く募り、それぞれの特色あるプロジェクトを社会課題の解決に向けて推進しています。今後は、地域誘客の観点からもさまざまな取り組みが予定されており、実際に製造現場を公開するオープンファクトリー的な要素も強化されています。

初回ピッチイベントの発表者



1. 象印マホービン株式会社


最初に登壇したのは、象印マホービン株式会社の小谷啓人氏。彼は「マイボトル洗浄機」の開発を発表し、万博会場内に設置された洗浄機の利便性と環境への配慮について説明しました。彼は「この洗浄機を通じて、マイボトル文化を広げたい」と熱く語り、その背後にある思いや開発の苦労についても詳しく話しました。

2. 一般社団法人吉野と暮らす会


次に登壇したのは、吉野町の林業を推進する吉野と暮らす会の吉川晃日氏。彼は、万博の場で吉野材のベンチを通じて「木のある暮らし」の魅力を伝え、地域と森林の関係性を再構築するプロジェクトについて説明しました。

3. 信楽陶器工業協同組合


三番目に登壇したのは、信楽焼を手掛ける陶器工業協同組合の今井将之氏で、リサイクル素材を活用した陶製のテーブルとスツールを紹介し、信楽焼の魅力を国内外へ発信したい意欲を示しました。

4. 特定非営利活動法人府中ノアンテナ


最後に府中ノアンテナの小谷直正氏が登壇し、地域の伝統技術を活かしたものづくりや景観を再現するプロジェクトについて語りました。彼は地域の人々と密接に連携し、未来を見据えた地域振興の重要性についても強調しました。

参加者の感想と意見交換



イベントの最後には、登壇者たちが互いに感想を共有するセッションもありました。各チームは、もの作りの過程やそれをどう活用するかまで考える重要性について熱心に語り合ったのです。彼らの言葉からは、未来に向けた強い情熱と希望が感じられました。

次回の展望



このイベントは、将来を見据えた取り組みの第一歩ではありますが、次回の「Co-Design Challenge Pitch#2」にも多くの期待が寄せられています。次回は6月17日に予定されており、新たな参加者やプロジェクトが発表される予定です。地域の魅力と持続可能性を再考する貴重な機会だけに、多くの方々にご参加いただければと思います。今後も続くこのプログラムを通じて、日本の未来がより明るいものとなることを願っています。


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