小学生の手描きポスターが地域を動かす!
埼玉県のさいたま市立徳力小学校で、新たな食育プロジェクトが開始されました。このプロジェクトは、株式会社ファミリーマートと埼玉県が連携し、地域の問題解決に取り組むものです。4年生の児童たちは、食品ロスや食支援について学びながら、自ら感じた思いを手描きのポスターで表現しました。
思いやりがつなぐ地域の支援
このプロジェクトの大きな目的は、こどもたちが食品ロスについて知識を深め、それを自分事として考えることです。授業では食品ロスの現状を学び、児童たちは「ファミマフードドライブ」への寄付体験を通じて自ら行動することの大切さを理解しました。「どうすれば地域の人たちの心を動かすことができるのか」と真剣に話し合った彼らのアイデアは、ポスターと共に地域に広がっていきました。
ポスターには、家族や友人、支援を必要とする人々への思いやりが詰め込まれています。また、食品回収ボックスを擬人化した可愛いイラストも含まれており、こどもたちの独自の表現が魅力的です。これらのポスターは校内だけでなく、ファミリーマート店舗にも掲示され、地域全体に思いが伝わりました。
児童たちの心が動いたフードドライブ
プロジェクトの中で行われたフードドライブは、約4週間にわたる集中的な呼びかけが、学校内の人々の心を動かしました。保護者や地域の人々が家庭で食べきれない食品を持ち寄り、結果として100点近くの食品が集まりました。これらの食品はファミリーマートや埼玉県を通じて「さいたま市フードパントリー連絡会」へ寄贈され、必要としている方々に届きます。地域の子ども食堂やフードパントリーと連携しながら、この取り組みは地域の支援をさらに強化しています。
教育の場で生まれた影響
出前授業と寄贈式を通じて、児童たちは自分たちの活動が誰かの助けにつながることを実感しました。教師や児童たちからは、ポスターが誰かの助けや笑顔につながるという貴重な経験の話が多く聞かれました。また、食品を無駄にせず、社会全体での支え合いの重要性が体感されました。「食べられないなら人にあげる」という気付きは、今後の生活にも影響することでしょう。
「ファミマフードドライブ」とは
「ファミマフードドライブ」とは、家庭にある食品をファミリーマート店舗に寄付し、これを通じて地域の食支援を行う取り組みです。全国で実施されており、多くの家庭が気軽に参加できる社会貢献の一環として定着しています。2026年1月末現在で、全国4,911店舗が参加し、680団体の支援を受けています。
これからも、埼玉県内の小学校とファミリーマートは連携を深め、地域の思いやりを様々な形で広げていくことでしょう。児童たちの手描きのポスターは、単なる画用紙の作品にとどまらず、地域の絆を形作る存在として、広がり続けています。今後の動きにもぜひ注目していきたいものです。