冬のキャンペーンで広がるこども食堂の支援
年末年始の行事が終わり、家の中の整理整頓をしている方も多いこの季節、特に注目を集めているのが「モノ寄付」キャンペーンです。この取り組みは、認定NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」によって実施され、家庭で不要になった書き損じの年賀状や読み終えた本、未使用のはがきなどを寄付することで、こども食堂をサポートすることを目指しています。
「モノ寄付」とは?
「モノ寄付」とは、自宅に眠っているものを寄付し、その売却金が直接こども食堂を支援する仕組みです。これまでに、約100件以上の寄付が集まり、特に昨年同時期の企業や学校からの協力件数が2倍に増加したことが特徴です。これにより、地域におけるこども食堂の支援がますます強化されています。
企業や学校、地域の支援が拡大中
今回のキャンペーンでは、特に企業や学校からの参加が目立っています。例えば、大阪市立佃中学校では、生徒会が全校生徒に呼びかけて278冊もの書籍を集め、地域の防災力向上に貢献しました。このように、生徒たちが従来の枠を超えて活動し、地域とのかかわりを深めている姿勢は、非常に印象的です。
企業もこの流れに乗っており、社員のボランティア意識を高める一環として、社内での呼びかけを行っています。特にIT関連企業や製造業など、多様な業種が参加しています。たとえば、社員が自由に寄付できる仕組みを整え、社会貢献への意識を高めるための活動が進められています。
食の安心を提供するこども食堂
こども食堂は、地域の子どもたちや家族にとって、無料または低価格で食事を提供する「みんなの居場所」として重要な役割を果たしています。その数は2025年度には全国で12,601カ所を超え、ますます注目されています。しかし、最近の物価高騰や食材不足により、多くのこども食堂が運営資金に苦慮している現状があります。むすびえが行った調査によれば、回答者の約8割が物価高の影響を受けていると答えています。
モノ寄付で支援の輪を広げる方法
現在、むすびえでは「モノ寄付」の受付を行っており、集めているものには書き損じの年賀状や未使用のはがきや切手、金券、さらには本やDVD、ゲーム機などが含まれます。送料は無料で、どなたでも簡単に参加できます。年賀状の整理に取り組むこの時期が、地域の子どもたちを支援する絶好の機会です。
終わりに
「モノ寄付」を通じて誰もが参加できる支援の輪を広げることで、地域のこども食堂を守り、より良い社会を築く手助けができることでしょう。皆さんもこの機会に、ぜひご協力いただき、心温まる新年を迎えてみてはいかがでしょうか。キャンペーンは2026年2月28日まで続きます。詳しい情報や寄付方法は、特設サイトをご覧ください。
特設サイトはこちら
このように、こども食堂を支える民間の力が集結することで、子どもたちが安心して食事を楽しめる環境を整えていけるよう、私たち一人ひとりのちょっとした活動から支援の輪を広げていきましょう。