万博の経験を次世代へ—錦城護謨の取り組み
大阪府八尾市に本社を構える錦城護謨株式会社は、1936年の創業以来、ゴム部品製造に特化し、国内市場で高いシェアを誇る企業です。最近、同社は「みらいEXPO」というイベントに出展し、万博で培った経験を活かし次世代への教育に貢献しました。これにより、学生たちにものづくりの楽しさを伝える場を提供しました。
みらいEXPOの開催
12月20日、錦城護謨は大阪府主催の「みらいEXPO~みらいにつなげるわたしたちの想い~」に参加しました。このイベントでは、公立学校に通う約100名の児童・生徒が集まり、万博での経験を基に交流し、地球規模の課題について考えました。
錦城護謨は、ゴムの端材を利用したミサンガづくりのワークショップを実施し、参加者は楽しみながらものづくりのひとつの形を体験しました。また、37社が出展し、参加者は多様なブースを巡りながら、万博の雰囲気を感じることができました。
特別講師として招かれた中島さち子氏は、音楽家であり数学研究者でもあります。彼女は参加者と対話しながら、ものづくりやSTEAM教育の重要性について学びの時間を共有しました。
ゴムのミサンガづくりのワークショップ
錦城護謨のワークショップでは、製造工程で生じるゴムの端材を活用してミサンガを作ることができました。大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」でも、子どもたちに豊かな創造性を育むことを目的に実施されています。参加者はカラフルな端材を自由に選び、五感を使ったものづくりの楽しさを体験しました。
また、同社は「ものづくり実行委員会」の一員として、万博期間中に32,500人以上が参加したワークショップの運営に携わり、子どもの創造性を育む活動を続けています。この取り組みは、次世代に対してのものづくりの重要性を再認識させる機会となりました。
錦城護謨の企業理念
創業以来、錦城護謨は高品質のゴム製品を提供してきました。家庭用電化製品から自動車、医療機器に至るまで、多岐にわたる分野での活用が進んでいます。年間3,000種類以上のゴム部品を製造する同社は、製造から出荷までのプロセスを一貫して実施できる体制を整えており、顧客ニーズに迅速に応えることができる強みがあります。
加えて、近年は福祉関連事業や自社ブランド「KINJO JAPAN」による新製品開発にも注力し、国内外での展開を視野に入れています。
今後の展望
錦城護謨の活動は、大阪・関西万博のレガシーを生かしながら、次世代へのものづくりの楽しさを広めることを目指しています。そして、このような取り組みは、地域社会だけでなく、全国的なものづくりの未来につながっていくことでしょう。
今後も錦城護謨は、さらなる教育プログラムやワークショップを通じて、子どもたちとのつながりを深めていくことでしょう。