村木弾、デビュー10周年記念ライブを開催!
村木弾がデビュー10周年を迎え、2月19日に東京・渋谷区の古賀政男音楽博物館「けやきホール」で盛大なソロライブを行いました。村木は、日本の戦後歌謡界を代表する作曲家・船村徹氏の最後の内弟子として知られる演歌歌手で、2016年に「ござる~GOZARU~」でメジャーデビュー。今年で活動10年を迎え、特別な節目のライブとなりました。
この日のライブでは、船村氏の長男である作曲家・蔦将包氏の指揮のもと、アコースティック編成の「仲間たちバンド」がサポート。観客は昔からの熱烈なファンを中心に賑わい、会場は温かい雰囲気に包まれました。オープニングでは、デビュー曲「ござる~GOZARU~」を自信満々に披露し、観客を一気に惹きつけました。
驚きの瞬間が待っていました。なんと、同曲を作詩した舟木一夫が真っ赤なバラの花束を持って登場し、会場は驚きの声で盛り上がりました。舟木は「10年、早いものですね。お祝いのために花束とは別に、10万円の商品券を持ってきました」とユーモアを交えながら、村木を温かく祝福しました。このサプライズに村木は「本当にびっくりしました」と目を丸くし、舟木を「大先輩でオヤジのような存在」と称賛しながら感動の挨拶。
挨拶後は、「さんざし恋歌(れんか)」「友情の星」など、多彩な曲を披露し、特に舟木一夫の楽曲メドレーでは特別な熱気が漂いました。後半には、同じく船村徹門下の先輩たち、静太郎、天草二郎、走裕介も応援に駆けつけ、各々の曲をパフォーマンス。村木は彼らと一緒にデュエットを行い、信頼関係を深める場面が見られました。
フィナーレでは、最新シングルの「母さんの海うた」を熱唱し、全18曲を通して観客を楽しませました。最後に村木は「最初から舟木さん、最後に鳥羽の兄貴が来てくれたりと、今日はサプライズばかりでした。お客さまへの感謝の気持ちを込めたライブでした」と感謝の気持ちを述べ、今後の活動への意気込みも語りました。
この素晴らしいライブは、村木弾がこれからも多くの人に愛され続ける理由を改めて示す機会となりました。これからの村木の更なる飛躍に期待が高まります。