木工芸三代展
2026-01-12 09:36:31

木工芸の伝統を受け継ぐ「川北良造・浩彦・浩嗣三代展」開催

木工芸の伝統を受け継ぐ「川北良造・浩彦・浩嗣三代展」



2026年1月14日(水)から20日(火)まで、阪神梅田本店の8階アートギャラリーにおいて、「川北良造・浩彦・浩嗣 木工挽物三代展」が開催されます。この展覧会では、木工芸の重要無形文化財保持者である川北良造さんとその息子・長男の川北浩彦さん、そして孫の川北浩嗣さんがそれぞれの感性を生かした作品を展示します。

技術受け継ぐ三代の作家たち



川北良造さんは、1934年に石川県江沼郡山中町(現・加賀市)で生まれ、1950年に父の浩一氏から山中漆器の技術を習得しました。1962年には『第9回日本伝統工芸展』に初出品し、94年には重要無形文化財「木工芸」の保持者に認定されています。数々の賞も受賞し、現在も多くの後進を指導する立場にあります。

次に、川北浩彦さんは1962年生まれで、1982年に金城短期大学美術学科を卒業。2002年に受賞した『第49回日本伝統工芸展』日本工芸会奨励賞を皮切りに、数々の受賞歴を持つ実力派の作家です。現在も多くの個展やグループ展に参加し、作品を発表しています。 

そして、川北浩嗣さん。1991年に加賀市で生まれ、2014年に金沢美術工芸大学を卒業後、16年に石川県挽物轆轤技術研修所の基礎コースを終え、19年からは川北工房にて制作を始めました。彼も昨年の現代美術展で入選するなど、確実にその足跡を大きくしつつあります。

展示作品の魅力



この三代展では、各作家の代表的な作品が展示されます。川北良造さんの「黒柿造鉢」は、直径19.0cm、高さ6.3cmで、価格は税込770,000円。木の持つ温かさとともに、黒柿の独特な模様を生かした美しい作品です。

川北浩彦さんの「欅造銀線象嵌合子」は、直径24.2cm、高さ14.0cmで、価格は税込1,237,500円。象嵌技術を駆使した精緻な作りが際立ちます。

最後に、川北浩嗣さんの「Prologue」は、直径21.0cm、高さ33.0cmで、価格は税込852,500円。彼が自身の感性を表現した作品で、見る者に新しい印象を与えます。

まとめと訪問案内



今回の「木工挽物三代展」では、三代にわたって受け継がれてきた木工芸の真髄を感じることができる貴重な機会です。それぞれの作家が表現する「用の美」を是非ご覧ください。

阪神梅田本店のアートギャラリーは、身近に楽しめるアートを発信する場所として、多くの人々に親しまれています。美しい木の器やオブジェを通じて、技術の継承とともに新しいアートの世界を探求してみてはいかがでしょうか。

会期は2026年1月14日から20日までで、最終日は午後5時まで。美術散歩の詳細はこちらをご覧ください。


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