心に響くラップの新星、Diva Wisteriaが放つ「GIFT」の全貌とは

Diva Wisteriaが描く未来と新曲「GIFT」

耳に残る低音ボイスと独特のラップスタイルで注目を集めるDiva Wisteria（ディバウィステリア）が、新曲「GIFT」を発表しました。2003年生まれで愛媛県出身の彼は、ヒップホップクルー「B-FAM」のメンバーとしても活躍しており、音楽シーンでの存在感を増しています。今回、彼の楽曲に込めた思いや未来への展望をインタビューで伺いました。

「GIFT」に込めた想い

新曲「GIFT」は、Divaがこれまで受け取ってきたさまざまなサポートに感謝を捧げつつ、今度は自分が何かを返したいという思いを込めた作品です。「物だけでなく、周囲の人々の支えが僕を成長させてくれた」というDivaの言葉からは、地元愛が伝わってきます。「地元の皆に『GIFT』を返したい。」そのシンプルな気持ちが、深い意味を持って響きます。

B-FAMの結成秘話

また、Divaは現在「B-FAM」というヒップホップクルーの一員としても活動しています。このクルーは、彼が出会ったNSW yoonとのつながりから生まれたそうです。「パニック横浜」のライブで互いに声を掛け合ったことがきっかけで、音楽を共に創る仲間として集まったという経緯があります。クルーの名称は“brother from another mother”から来ており、国や文化が異なっても強い絆で結ばれていることを象徴しています。

多国籍なクリエイティブ集団

Divaの言っていた通り、B-FAMは洋の東西を問わないメンバーから構成されています。現在は、日本と韓国に活動拠点を持つ彼らは、互いの言語の壁を感じながらも音楽を通じて強いバイブスを感じあっています。「英語や韓国語が完璧でなくても、気持ちが伝わることが大事」と冷静に語ります。彼らは、言語の違いや文化の壁を乗り越えながら、新たな音楽を創り上げることに挑戦しています。

音楽へのこだわり

Divaが音楽制作において特に重視しているのは、「音は世界共通」という考え方です。「どんな国の人でも、いいビートがあれば魅了される」と語る彼の姿勢は、グローバルな視点を持つアーティストとしての自覚に満ちています。彼は日本の伝統音楽や民族音楽をサンプリングし、独自のスタイルを追求し続けています。この考え方が、彼の音楽を特別なものにしているのです。

さらなる展望に向けて

2025年には、日本からロンドンへ進出し、現地のアーティストたちとのコラボレーションを予定しているというDiva。彼の目指す目標は、地元四国を忘れずに、世界に向けて自身の音楽を発信することです。「四国出身として自信を持ちたい」と語るDivaの姿には、多くの若者に勇気を与えるメッセージが込められています。また、メンバーそれぞれが抱く夢を共に叶えていくことも彼の大きな目標であり、B-FAMとしてのさらなる成長を期待せずにはいられません。