岡山大とウクライナの交流
2025-06-29 15:46:14

岡山大学がウクライナとバーチャル交流、国際理解を深める新たな取り組み

岡山大学がウクライナとバーチャル交流



国立大学法人岡山大学は、2025年6月にウクライナのキーウ工科大学と共同でバーチャル交流プログラム「Peace Through Virtual Exchange」を実施しました。このプログラムは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)にも関連しており、特に教育と平和の重要性を再認識させるものでした。

プログラムの概要



岡山大学では、文学部、経済学部、薬学部、グローバル・ディスカバリー・プログラムから選ばれた20人の学生が参加。プログラムでは、対立的な言語を減らし、平和を築くための方法について議論しました。学生たちは、報道で使われる言葉がどのように偏見や対立を生むかを学び、国際的な視点を持つことが求められました。

特に、参加者は国際混成チームを組み、対立的な内容を中立的に書き換えるワークショップに取り組みました。これにより、平和教育の重要性を実感し、理解を深める機会となりました。

生々しい体験



6月4日に行われた第2回ワークショップでは、ウクライナでの空爆の影響を受け、一部の学生が防空壕から参加する事態となりました。この切迫した状況は、参加者に平和の価値を身をもって感じさせ、各国の学生との共感を育む大きなきっかけとなりました。また、ミャンマーからの学生が母国の報道事情を共有する場面もあり、国際的な問題の複雑さを改めて考えさせられる機会となりました。

今後の展開



岡山大学は、このプログラムのさらなる国際的な広がりを見込んでおり、今後はブラジルのマリンガ州立大学からの学生も参加する予定です。異文化交流を通じて、より多くの学生が国際的な視野を持ち、平和や共感について深く考える機会を提供することが目指されています。

岡山大学は、今後も地域の中核として、特色ある研究活動を進めていきます。「Peace Through Virtual Exchange」は単なるオンラインの交流にとどまらず、国境を越えた理解と連携を促進する重要な取り組みであると言えます。学生の成長とともに、地域や国際社会の未来に向けて、岡山大学の活動に注目が集まります。

参加者の声



プログラムに参加した学生たちは、貴重な経験を通じて、国際的な視点を持つことの重要性を強く感じています。「異なる背景を持つ人々との対話を通じて、共感が生まれ、理解が深まることを実感しました」という感想も寄せられ、今後の活動に対する期待が高まっています。

岡山大学が展開するこのような国際交流により、学生たちはひとつのコミュニティとしての感覚を持ち、平和と共感を大切にする未来を築く力を養っています。


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