MACOが独立後初のライブでファンと愛を共有
シンガーソングライターであるMACOが、独立後初となるワンマンライブ『MACO~MY LIFE, MY LOVE LIVE 2024~』を2023年12月15日に科学技術館サイエンスホールで開催しました。約2年半ぶりのこのライブには多くのファンが駆けつけ、彼女の新たなスタートを見守りました。
今年の5月に事務所から独立を発表したMACO。独立を受けて約半年の休養期間を経て復帰した彼女のライブは、すぐにチケットが完売。ファンたちが期待する中、感謝の気持ちを伝えるべくステージに立ちました。今回のライブのテーマは「私の人生は愛で出来ている」であり、MACOは愛をテーマにした楽曲をたくさん披露しました。
ステージに登場したMACOは、ミニ丈の白いワンピースに黒のジャケットといった大人ガーリーな衣装で、最初の曲『Don’t You Know I Love You』を披露しました。久しぶりのステージにも関わらず、彼女は堂々としたパフォーマンスを見せ、観客を盛り上げる声かけも忘れませんでした。彼女の歌声は初めから心温まるもので、テーマが愛であることを強く伝えていました。
続く『恋人同士』では、歌詞の一部をアレンジし、ファンに向けた特別なメッセージを送りました。ダンサーと共に踊りながら、伸びやかな声で愛を表現する彼女の姿は、まさにラブソングの女王そのものでした。さらに、『夢見る私を笑わないで』では、おねだり上手なイットガールの姿も見せつけ、彼女の多彩な表現力にファンは魅了されました。
MCタイムでは観客から「おかえり!」の声が飛び交い、MACOは感謝の気持ちを伝えつつ、ファンとの距離を縮めるやり取りを楽しみました。「誰のライブを観に来たの?」と問いかけると、ファンの反応に笑顔を見せ、「その通り。Exactly!」と嬉しそうに返す場面が印象的でした。
続いて、彼女は『7月7日の今夜』や『under the rose』といった軽快な楽曲を披露。ここでは客席も巻き込んだ一体感のあるパフォーマンスが展開され、特に『交換日記』では盛大なクラップが起こるなど、会場は熱気に包まれました。MCでは日本が抱える社会的なプレッシャーについても語り、自由な心で生きることの大切さをファンに伝えました。
後半にはカジュアルなスタイルに衣装替えし、『朝もお昼も夢の中も』を爽やかに歌い上げた後、再び観客との一体感を生み出す楽曲が続きました。『YU-RA YURA』では観客が声を揃え、ライブはますます盛り上がりを見せました。
バラードのターンに突入し、思い出深い『マフラー』では言葉の一つ一つを丁寧に届けるように歌い上げ、MACOの豊かな表現力が際立ちました。その姿は観客をリラックスさせ、感覚的に彼女の歌を享受する場面を作り出しました。
心の自由さを謳うような『タイムリミット』では、パワフルで希望に満ちた言葉が響き渡りました。MCでは「こんなに幸せな時間を過ごせるのは、最初から決まっていた」と感慨深さを伝え、ラストは『運命』を心を込めて歌唱し、愛を届けました。
本編の終了後はファンによる「LOVE」のシンガロンが響き渡り、MACOはアンコールで「LOVE」を披露し、楽しい振付けを交えた『MY LIFE, MY LOVE』でハッピーな雰囲気を締めくくりました。
このライブはMACOにとって新たな章の始まりを示す素晴らしい瞬間となり、これからの活躍にますます期待が高まります。今後も彼女の音楽が多くの人々に届くことでしょう。