HATARABAが大阪支店に居抜き専門チームを設立
株式会社HATARABA(ハタラバ)が、2025年6月より大阪支店に「居抜き専門チーム」を新設することを発表しました。近年、大阪エリアにおける居抜き・セットアップオフィスの成約件数が増加していることに対応し、企業の多様化するオフィス移転ニーズに応える体制を整えるための取り組みです。
オフィス移転における新たな選択肢
オフィス移転のニーズは、物価や施工費の高騰、さらには環境配慮への関心の高まりといった要因から、年々多様化しています。従来の内装を一から作るオフィスの選択肢に加え、内装や設備を前テナントから引き継げる「居抜きオフィス」や、あらかじめ内装の整った「セットアップオフィス」が注目を集めています。
大阪支店での新チームの意義
HATARABAの成約データによると、大阪における居抜き・セットアップオフィスの成約件数は増加傾向にあります。そのため、同社は2025年6月から大阪支店に居抜き専門チームを新設し、大阪での居抜き需要に応じた提案力を強化することを決定しました。新設されるチームは、東京本社での豊富な実績を基に、地元ならではのニーズに応えるオフィス移転支援を行っていきます。
HATARABAの強み
大阪支店の佐藤大輝担当者は、会社の基本理念に則り、「居抜き・セットアップオフィスの移転と言えばHATARABA」と言ってもらえるような強みを提供したいと意気込んでいます。これにより、顧客にとってさらに良い提案を行い、移転後の満足度向上を目指していく考えです。
大阪エリアにおける居抜き情報の充実
HATARABAが運営する居抜きオフィス検索サイト「HATARABA居抜き」では、全国の居抜き・セットアップオフィス情報を多数掲載していますが、中でも大阪エリアは業界最多クラスの情報を誇っています。今後も多様なニーズに応える質の高い物件情報を提供し、顧客にとって最適な移転先を提案することを目指しています。
大阪市場の現状と未来
大阪市内では、居抜き・セットアップオフィスの人気が高まり、良い物件はすぐに埋まる傾向にあります。ただし、市内中心部から離れたエリアや古い物件では、一般的なオフィス物件が空いていることが目立っています。
そこで、HATARABAでは居抜きオフィスやセットアップオフィスとしての再活用を推進し、物件の付加価値を向上させる戦略を展開しています。内装や設備を整えることで、新たなオーナーには初期費用や準備期間の削減、テナントにとってはスムーズな入居が可能になるメリットがあります。
まとめ
HATARABAの新たな取り組みは、大阪エリアにおける居抜きオフィス市場の活性化だけでなく、幅広い企業のニーズに応えるための重要なステップです。今後も彼らのさらなる発展と普及活動に注目が集まります。大阪での居抜き・セットアップオフィスの需要に応えるHATARABAの活動が、今後のオフィス移転市場にどのような影響を与えるのか、その動向に注目です。