岡山大学のイノベーション会議
2025-06-12 22:04:22

岡山大学が地域イノベーションの未来を切り開く会議を開催

岡山大学が地域イノベーションの未来を切り開く会議を開催



2025年6月3日、岡山大学は「地域中核大学イノベーション創出会議」を共創イノベーションラボ(KIBINOVE)で行いました。この会議は、地域の未来に向けた新たなイノベーションの可能性を探索する貴重な機会として位置づけられています。

本会議は、内閣府が推進する「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」の一環で、プロジェクトの進捗報告や全国からの先進事例の共有を目指しています。多くの参加者が集まり、産業界、大学、行政という異なる領域を超えて活発な議論が行われました。

集結した多彩な先駆者たち



大会には、岡山にゆかりのある多様な専門家が登壇しました。岡山大学の舩倉隆央副本部長は、「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」の進捗状況を報告し、特にテックガレージの設立や四足歩行ロボットを用いた地域実証活動の成果を紹介しました。さらに、持続可能な運営に向けた法人化構想や資金循環のためのサイネージ広告案も発表されました。

細目圭佑氏は、宮崎大学での活動を通じて、実践的なアントレプレナーシップ教育の重要性を強調し、クロスアポイントメント制度の活用やPBL型プロジェクトの実績について具体的に語りました。次世代起業家教育プログラム「ORANGE AI Project」を手掛ける山田邦明氏は、地域課題解決を目的とした生成AIを活用した人材育成プログラムについて紹介し、地域の若者に未来を切り開く力を提供する意義を説明しました。

イノベーションの実現に向けた取り組み



笹埜健斗氏が、生成AIを活用した教育研究の最前線について発表しました。彼は、SNS上の誹謗中傷自動検出システムの開発や、全国の教育委員会向けに用意したDX支援カタログについて語り、その意義と可能性を示しました。また、参加者間でのディスカッションでは、学生の自主性を尊重した教育設計や生成AIを生かしたシーズ・ニーズマッチングのアイデアが提案されました。

このような取り組みをもとに、岡山大学は地域中核大学としての役割を果たし続け、地域イノベーションのハブとしての機能を強化していきます。このイニシアチブにより、地域社会と大学の連携がさらに強化され、持続可能な発展が期待されます。

今後も、岡山大学による地域イノベーションの可能性にご期待ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 KIBINOVE ORANGE AI Project

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。