髪と頭皮の健康を守る新たな共同研究が始動！

大阪に本社を構える株式会社頭皮laboは、福島大学の平研究室と提携し、髪と頭皮、さらにはストレスとの相関性についての共同研究を開始することを発表しました。この取り組みは、理美容室を通じて未病を促進し、顧客に新しいサービスを提供しようというものです。

研究背景

近年、ヘアケア市場は拡大を続け、特に髪や頭皮の健康に対する関心が高まっています。しかし、これまでの研究は主に医学的・科学的観点から進められてきたため、食品科学や微生物学といった幅広いアプローチが求められています。そういった中で、株式会社頭皮laboは、髪や頭皮に特化した専門企業として、ストレスを可視化する技術を持つ福島大学平研究室と連携し、髪や頭皮の健康を探索することになりました。

研究の概要

本研究のテーマは「髪と頭皮とストレスの相関性」。具体的には、定期的に理美容室を訪れる顧客から髪と頭皮のサンプルを採取し、その健康状態についてのヒアリングを行います。また、脱色後の髪と新たに生えた髪を特に注目し、十分なデータを収集してきます。さらに、サンプルの分析を行い、その結果をもとにサービス提供向けの検討や開発を進めます。研究期間は2025年4月から2026年3月の予定です。

役割分担

共同研究では、頭皮laboが主に理美容室での検体採取や健康状態の把握を担当し、平研究室がそれらの検体をイメージングステレオ分析技術を用いて解析します。こうした分業体制により、より高精度な研究成果が期待されています。

今後の展望

この共同研究の成果は、髪や頭皮に関する新しい問題解決につながる可能性があります。理美容室で定期的なケアを受けることにより、「病気になる一歩手前」の状態を事前に検知し、早期改善を図ることで、顧客の健康維持に寄与します。また、研究結果は業界内や学術界で広く発表し、他関係機関との連携を深化させていく考えです。