デンキョーグループの新しいブランドマップ
大阪市に本社を構えるデンキョーグループホールディングスが、企業の存在意義を改めて明確にするため新たな「ブランドマップ」を発表しました。このブランドマップは、企業の価値や方向性をしっかりと示すもので、グループ全社の戦略の土台ともいえる重要なものです。
ブランドマップの概要
デンキョーグループのブランドマップは、次の4つの要素で構成されています。これにより、企業の進むべき方向を明確にし、全体の一体感を高めることが期待されています。
1.
パーパス(存在意義)
「毎日をもっと、もっと、ここちよく」
これは快適生活創造という理念を基に、毎日の生活に溶け込む「ちょうどいいここちよさ」に再定義されたものです。
2.
ビジョン(めざす姿)
「まだ気づかない、その先へ」
お客様の日常生活の一歩先を見据えたサービスを提供し、より高い「ここちよさ」の実現を目指します。
3.
バリュー(提供価値)
-
機能的価値
- アイデアや創造性
- 多様な商品・サービス
- 消費者第一主義
- トータルサポート
- 経営基盤
-
情緒的価値
- ここちよさ
- 誠実
- 情熱や挑戦
- 新しさや革新
- 安心や信頼
これらの機能的・情緒的価値を提供することで、ビジョンの実現を目指します。
4.
スピリット(行動指針)
- Commitment: 最後まで諦めず、責任感を持ってやり抜く
- Sincerity: すべての出会いを大切にし、誠実と信頼で応える
- Challenging: 失敗を恐れず、挑戦を楽しむ
- Teamwork: 明るく前向きに全員で取り組む
- Well-being: 心と体が満たされた日々を過ごす
これらの指針は、全社員に求められる振る舞いのガイドラインです。
高瀬社長のコメント
デンキョーグループの社長、高瀬一郎氏は、「誠実なサービスと商品の提供」を企業理念の中心に据えて、長年にわたり事業を展開してきました。新たに策定したパーパス「毎日をもっと、もっと、ここちよく」を通じて、生活者の真のニーズを把握し、「人々に潤いや喜びを感じていただく」という使命を社員一人ひとりが心に留め、日々の業務に取り組むことが企業の持続的成長に寄与すると強調しました。
結論
デンキョーグループは、今後もすべてのステークホルダーに対して、より良い製品やサービスを提供し、「毎日をもっと、もっと、ここちよく」という理念を実現するために努力していくことでしょう。新たな指針を基により快適な生活の実現に向けて、社会に対する貢献を続けていくことが期待されます。