心斎橋の誇り!伊藤恵未、JBrC 2025で3位入賞
大阪の心斎橋で人気を集めるコーヒーショップ「BARISTA MAP Coffee Roasters」に所属する伊藤恵未バリスタが、2025年のジャパンブリューワーズカップ(JBrC)で見事3位に輝きました。この大会は、日本スペシャルティコーヒー協会が主催し、全国から集まったトップバリスタたちがその技術と創造力を競い合う場です。優勝者には世界的な舞台であるワールドブリューワーズカップ(WBrC)に出場する権利が与えられます。
伊藤恵未の挑戦
伊藤バリスタは、世界的コーヒーブランド「メリタ」と共同開発した「流速コーヒーフィルター」を使用し、自由な抽出法でコーヒーの魅力を最大限に引き出しました。この製品は、SCAJ NEW PRODUCTS AWARDでGood Product賞も受賞しており、その成果が大会での結果にも反映されています。大会の模様は多くの支持を集めました。
大会の内容
JBrCでの競技は、「オープンサービス」と「コンパルサリーサービス」の2つの科目から成り立っています。オープンサービスでは、参加者が自分で選んだ豆を使い、自由なスタイルでコーヒーを抽出し、そのプロセスをプレゼンテーションとして提供します。一方、コンパルサリーサービスでは、主催者から提供される豆を使用し、そのレシピに基づいて抽出します。この厳格な競技ルールの中で、伊藤は優れたコーヒー鑑賞力を示しました。
異色の経歴を持つバリスタ
伊藤恵未は、元々救急病棟の看護師という異色の背景を持ち、2019年にワーキングホリデーを経てコーヒーの聖地であるメルボルンに渡りました。そこでの経験がその後のキャリアに大きな影響を与え、2021年に「BARISTA MAP Coffee Roasters」に加入し、瞬く間に実力をつけました。
彼女は2024年にJBrCで準優勝し、続く2025年に3位を獲得。笑顔でコーヒーを淹れる姿には、コーヒーへの真摯な情熱が見えます。
流速コーヒーフィルターの魅力
「流速コーヒーフィルター」は、誰でも理想的な一杯を安定して再現できるよう設計されており、湯の流速を自在にコントロールできるという画期的な特徴があります。この技術により、従来の抽出法に限られず、多様なスタイルでコーヒーを楽しむことができます。伊藤は、そのフィルターを使うことで、豆の特性を最大限に引き出し、口にする人々に感動を与えています。
コーヒーへの情熱
「BARISTA MAP Coffee Roasters」の代表である深山晋作は、自身もラテアートの世界チャンピオンを経験しており、素晴らしいコーヒーを提供することだけでなく、次世代バリスタの育成にも力を入れています。伊藤の成功も、深山の指導とその理念に根ざしています。
伊藤の取り組みや成果は、多くのコーヒー愛好者だけでなく、業界関係者からの注目も集めています。心斎橋という地でコーヒーを通じた新たな挑戦が繰り広げられています。
今後の伊藤恵未の活躍に目が離せません!
規格情報
- - 商品名:流速コーヒーフィルター 1×2
- - サイズ:約W119×D119×H142(mm)
- - 重量:約180g
- - 価格:オープン価格
心斎橋の「BARISTA MAP Coffee Roasters」は、将来的に「ミシュランを狙う」コーヒー店としての成長を目指しており、伊藤恵未の成功はその一環と言えます。バリスタスクールも運営し、コミュニティの発展にも寄与しています。