特別展「NEGORO根来」
2025-06-30 11:49:01

特別展「NEGORO根来 ー 赤と黒のうるし」開催!漆の美を堪能するチャンス

特別展「NEGORO根来 ー 赤と黒のうるし」開催のお知らせ


秋が深まる2025年9月20日から11月9日、大阪市立美術館で特別展「NEGORO根来 ー 赤と黒のうるし」が開催されます。この展覧会では、うるしの美しさを存分に体験できる機会を提供します。

根来漆器は、耐久性の高い黒漆と華やかな朱漆を組み合わせた工芸品です。年月を経て磨き上げられた朱色の表面が少しずつ剥がれ落ち、下に隠れていた黒漆が見える風合いは、まさに自然の証として鑑賞者の心を打つ魅力があります。この特別展では、歴史ある根来寺の漆工品から、現代の作品まで幅広く展示される予定です。

特に根来漆器の制作が盛んだった中世の頃の作品を中心に、貴重な名品や著名人が愛したアイテムが並び、来場者を楽しませてくれます。また、現代美術家・杉本博司による「瑠璃の浄土」も特別出品されます。これは室町時代の根来経箱に古墳時代のガラス玉を組み合わせた作品で、新旧の技術が融合した現代的な造形が魅力です。

この展覧会は、大阪・関西万博が開催される年に行われるため、特に注目が集まることでしょう。漆芸の国際的な魅力を広め、訪れる人々に日本の美を体験してもらう素晴らしい機会となります。

展覧会のハイライト



出品作品の紹介


  • - 輪花盆 :花の形を模した美しい宝物です。屋内外で使われ、使用感からくる魅力が味わえます。
  • - 瓶子 :神仏に献納するための酒壺で、平安時代から受け継がれた造形美が際立ちます。
  • - 重要文化財の太鼓樽 :1473年銘のこの樽は、丁寧な造りが魅力的。

また、根来漆器の製法や技術を解説する関連イベントも多彩に用意されています。

開催概要


  • - 会期 : 2025年9月20日(土)〜11月9日(日)
  • - 開館時間 : 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
  • - 休館日 : 月曜日(祝日の場合は開館)
  • - 観覧料 : 一般1,800円、前売1,600円、高大生1,300円、前売1,100円
  • - 会場 : 大阪市立美術館(大阪市天王寺区茶臼山町)

「NEGORO根来 ー 赤と黒のうるし」で、漆の美しさを心ゆくまで感じる旅に出かけてみてはいかがでしょう。特別展の詳細は公式サイトでご確認ください。ぜひ、お見逃しなく。


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