新時代のチームビルディング!障がい者スポーツの新提案
大阪府枚方市に本社を置く非営利型株式会社andna(アンドナ)が、障がい者スポーツ「ボッチャ」を通じて新しい形の企業チームビルディングプログラム「出張ボッチャ」を展開します。このプログラムは、企業や地域イベントを対象に、障がいを持つ選手とともにボッチャを楽しむことで、チームワークや多様性の理解を深めようというものです。
ボッチャとは?
ボッチャは、障がいの有無や年齢に関係なく誰でも楽しめるユニバーサルスポーツです。ボールを投げる競技であり、シンプルなルールながら、戦略を考えながらプレイする楽しさがあります。特に、障がいのある選手も活躍できるため、参加者全員が一緒に楽しむことができるのが大きな魅力です。
多様性を体感するプログラム
出張ボッチャでは、主に2つのプログラムを提供しています。1つ目は「ボッチャ体験」で、地域のイベントや社内レクリエーションなどに鋭い選手たちが派遣され、参加者と共にボッチャを楽しみます。このプログラムでは、選手との交流も促進され、障がいについての理解も深まります。
ボッチャ体験の内容
- - ボッチャの基本ルール説明とデモンストレーション
- - 参加者全員でのボッチャ体験
- - 障がいのある選手との対戦
2つ目のプログラム「チームビルディング研修」では、企業向けに設計された内容で、社員の新人研修やチーム力向上を目指します。この体験を通じて、チームワークやコミュニケーションの質が向上し、多様性の理解も深まります。
チームビルディング研修の流れ(90分間)
1. オープニングと障がいについてのミニ講義
2. ボッチャのルール説明・デモンストレーション
3. チーム分けおよび作戦タイム
4. ボッチャ体験・チーム対抗戦
5. 振り返りとグループディスカッション
6. クロージング
ボッチャがもたらす価値
出張ボッチャの最大の特色は、障がいのある選手がプロのスポーツ選手として活動する機会を提供することにあります。これにより、障がい者と健常者が共に活動し、相互理解を深めていく過程が実現します。
この活動は、障がいのある選手にとっても重要です。彼らがボッチャを教え、楽しむことで自己肯定感が向上し、社会参加を促進する段階に進むことができます。ボッチャを通じて自身の能力を発揮できるのは、彼ら自身にとっても貴重な体験です。
ノーサイド・ジェッツとの連携
andnaは障がい福祉施設「ノーサイドCLUB」と連携し、彼らのボッチャチーム「ノーサイド・ジェッツ」がイベントに参加します。ノーサイドCLUBは重症心身障がい者を支援する施設で、ボッチャを仕事として活用し、障がい福祉を前に進めることを目指しています。
いかにして、企業は出張ボッチャを活用できるか?
企業での出張ボッチャを取り入れることで、社員教育の一環としての多様性体験が可能となり、全社員が共感力や協調性を育む機会が生まれます。さらに、社内外への広報効果にも繋がります。イベントの模様を社内報やSNSで発信することで、D&I推進企業としてのブランド価値を高めることができるのです。
結論
障がい者との交流を通じて、多様性の理解を深める「出張ボッチャ」は、企業のチームビルディングにとって新たな可能性を秘めています。大阪の皆さん、ぜひこの新しい取り組みに参加し、共生社会の実現に向けて一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。ボッチャを通じて、新たなつながりと理解が広がることでしょう。