積水ハウスが注目のスタートアップに出資、産前産後ケアの未来を切り開く
積水ハウス株式会社とその関連会社、積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社(通称、積水ハウスイノコム)が、助産師を中心に構成される専門職人材プラットフォームを運営する「株式会社Josan-she’s」(以下、ジョサンシーズ)に出資しました。この出資は、妊娠期から乳児期、さらにはその後の子育てを支援する「キッズ・ファースト」の取り組みを推進する一環として行われたものです。
積水ハウスは、「わが家」を幸せのある場所にするというグローバルビジョンを掲げ、未来を担う子どもたちの幸福追求に貢献することを目指しています。そのため、今回の出資を通じて、ジョサンシーズの持つ助産師や看護師の専門職ネットワークと、積水ハウスグループの住宅や施設、顧客接点を組み合わせ、新たな価値を創造しようとしています。
特に近年では、核家族化や産後うつ、育児不安の増加が社会問題として浮上しており、妊娠・出産・子育てを巡る課題への対応が急務とされています。ジョサンシーズは、低月齢から利用できる訪問ケアやシッターサービス、宿泊型の産後ケア施設など多岐にわたるサービスを展開し、産院向けの人材サービスを40病院と提携して提供しています。
実際、2026年9月には約4,000人の専門職が登録され、地域での産後ケアの重要性が高まる中、切れ目のない支援が求められる状況となっています。出産後から地域支援までの期間において、利用者のニーズに沿ったサービスを提供することが重要です。
今後、積水ハウスは、ジョサンシーズとの連携を深め、「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」を利用した産後ケアホテルの展開を行う契約を締結しました。また、戸建て住宅や賃貸物件のオーナー向けに訪問ケアやシッターサービスを提供する計画も進行中です。こうした取り組みを通じて、家族全体のウェルビーイングを促進し、子どもたちの幸福づくりを加速していく考えです。
株式会社Josan-she’sについて
ジョサンシーズは、妊娠から子育ての時期において、助産師や他の女性専門職によるサポートを提供する産前産後ケアサービスを展開しています。低月齢のベビーシッターサービスに加え、産前産後ケア施設や訪問ケア、産院特化の人材サービスを通じて、多様な働き方を生み出している企業です。約6万人の潜在助産師を対象に、現場での人手不足を解消するための仕組みを整えることを目指しています。
企業概要
- - 社名: 株式会社Josan-she’s
- - 代表者: 渡邊愛子
- - 設立日: 2021年10月6日
- - 所在地: 東京都中央区日本橋浜町3丁目41-3 旭光ビル 8階
- - URL: josanshes.co.jp
「キッズ・ファースト」への取り組み
積水ハウスグループは、創業以来、住環境の重要性を認識し、人々が幸せに暮らせる社会の実現を目指しています。特に、日本の子どもたちの精神的幸福度が低いことが問題視される中、子どもたちの感性を重視した「キッズ・ファースト」プログラムを実施しています。これは、感性豊かに育つことが将来の社会のイノベーションに寄与するという信念に基づいています。
今後の展望
積水ハウスは、スタートアップ企業との連携を進め、新たな価値創造を目指しています。これにより、子どもたちやその家族の幸せを根本から支える素地を整えていく方針です。社会全体が支える子育て環境の促進と、切れ目のないサポートを実現するための新たな試みは、今後も注目されるでしょう。