川越市特産のほうじ茶を使用したスイーツが登場!
2023年6月2日、旅行電子雑誌「旅色」と全国で飲食店を展開するバルニバービが、地域活性化の一環として新たに提供する「ARINCOロールケーキ 川越市小野文製茶のほうじ茶ロール」の発売を開始しました。この共同プロジェクト「TRAVELING DISH ACTION」の第4弾となるこちらのロールケーキは、埼玉県川越市の特産品である「河越茶」を使っています。
「TRAVELING DISH ACTION」とは?
「TRAVELING DISH ACTION」は、地域の食材を使用して新たな料理やスイーツを開発し、地域活性化を図るプロジェクトです。両社は、日本各地の農家を訪問し、直接お話しを伺うことで食材の魅力を引き出しています。過去には、島根県、和歌山県、茨城県といった地域の食材を使用したメニューが展開され、大きな反響を呼びました。
狭山茶発祥の地・川越市の魅力
川越市は「小江戸」として知られ、観光地としても人気です。ここで育まれる河越茶は、14世紀から栽培が始まった歴史ある茶葉で、特に近年は自治体やNPOの助けを受けて再評価されています。この地域のお茶は、日本三大銘茶の一つとしても知られており、独特の香りと味わいが特徴です。特にほうじ茶は、甘さとコクが絶妙なバランスで、スイーツとの相性も抜群です。
ほうじ茶ロールケーキの特徴
約5ヶ月にわたる開発を経て完成した「ARINCOロールケーキ 川越市小野文製茶のほうじ茶ロール」は、ほうじ茶パウダーを生地とクリームの両方に用い、その香りは口にする前から漂います。バルニバービのシェフも「これ以上ないバランス」と自信を持っておすすめする逸品です。
商品は、ECサイト「CANDLE TABLE」で限定販売されており、2,480円(税込)で購入可能です。これを機に、川越市特産のほうじ茶の魅力をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
河越茶の歴史
河越茶の栽培は南北朝時代にさかのぼると言われ、それ以降も栽培が続けられてきました。しかし、戦国時代に生産が停滞したものの、江戸時代初期から川越藩の推奨により再び栽培が盛んになりました。近年では、地域の努力により、河越茶や河越抹茶の生産が活発化しています。
地域活性化への貢献
「旅色」とバルニバービのこの共同プロジェクトは、地域の食文化を広めるだけでなく、観光や雇用創出にも寄与しています。今後も、地域との持続的な関係を築きながら、全国の地域活性化に貢献することを目指します。
また、過去のプロジェクトも多くあるため、興味がある方はそちらもぜひご覧ください。
この特別なロールケーキを通じて、川越市の魅力を再発見し、地域の美味しい食材を応援する機会にしてみてください。美味しさの裏には地域の人々の情熱が込められています。