昨年大好評の企画が今年も帰ってきます!奈良県立奈良高校の生徒たちが主体となって開発したオリジナルパンが、2025年3月5日(水)に近鉄大和西大寺駅で一日限定で販売されます。このプロジェクトは、「未来授業・オンライン職業体験」として、地域との連携を目指し、株式会社ダイヤや近鉄リテーリングなどの支援を受けつつ進められています。
プロジェクトの背景
「未来授業」とは、奈良高校の生徒たちが実際に社会での経験を積むための学びの場です。テーマは「未来を身近に」で、生徒たちが社会の変化に対して感情を持ち、知識を広げることを目的としています。この授業では、課題を設定し、情報を収集・分析し、その結果を表現することが求められました。参加したのは2年生の家庭科クラス40名で、彼らは5つのチームに分かれて、オリジナル商品のアイデアを出し合いました。
高校生たちの取り組み
今回高校生たちは、株式会社ダイヤのパン製造ラインを利用して、本格的なパンを作る実体験をしました。株式会社LearnMoreが教育プログラムを運営し、それぞれのチームが独自のパンを企画・開発しました。また、Ngrowing社からは企業とのコーディネートやマーケティングのアドバイスが行われ、現場のプロの視線が加わった結果、実際に商品化が実現しました。
商品紹介
生徒たちが生み出したパンは、2品です。
1.
さくらもちメロンパン(300円税込)
ほんのり桜の風味を感じる生地に、抹茶クッキー生地を合わせ、優しい甘さのこしあんを包みました。この季節にぴったりな和風メロンパンは、「みんなが楽しめるものを作りたい」という生徒の思いから生まれました。
2.
ちょこっトマト(300円税込)
チョコレートとトマトを組み合わせた斬新なパンです。甘さと酸味のバランスが絶妙で、「日常に刺激を与えたい」というコンセプトで生まれた商品。好き嫌いにとらわれない発想が生きています。
販売情報
販売は、近鉄大和西大寺駅のタイムズプレイスにて、2025年3月5日(水)11時から19時までの時間限定で行われます。この貴重な機会に、奈良高校生のアイデアが詰まった美味しいパンをぜひ手に取って楽しんでみてください。地域との繋がりを感じながら、未来の職業体験に挑む高校生たちの成長も見逃せません。