冬の感染症対策と実態
2026-01-14 14:20:54

感染症に対する「慣れ」と「疲れ」を感じる冬の調査結果

冬の感染症実態調査の結果



2025年12月、塩野義製薬株式会社が実施した「冬の感染症実態調査」の結果が発表されました。この調査では、20代から89歳までの男女1,200人を対象に、感染症に対する意識や実態を伺いました。特に注目すべきは、約60%の人々が感染症に対する「慣れ」を感じ、約49%が感染症対策に「疲れ」を感じているとの回答です。

感染症への「慣れ」と「疲れ」


調査結果によると、生活者たちは常に何らかの感染症が流行していると実感しており、特に40代では「慣れ」と「疲れ」を最も強く感じているということが分かりました。

理由の分析


この「慣れ」と「疲れ」の背景には、感染症が常に存在し、変異株が次々と出てきている現状が影響していると見られます。調査を受けた人々の具体的な報告によると、「いつも感染症を気にしなければならない生活が続いている」ことが大きな要因として上がっています。

感染症への慣れと疲れの理由
感染症に対する「慣れ」と「疲れ」の理由

また、新型コロナウイルスに対する驚きや心配感が薄れ、多くの人々が「周囲の感染者に驚かない」と、認識しています。その結果、社会全体として新型コロナに対する「緊張感」が低下しているとの意見が72.1%に達しました。特に70代以上の方がこの事実を強く感じているようです。

冬の感染症対策の変遷


今冬の感染症対策について尋ねたところ、コロナ禍と比較して約50%の人が対策を「やっていない」と回答しています。具体的には、「ソーシャルディスタンス」や「屋内でのマスク着用」に関しても、かなりの数の人々が以前ほど徹底的には行っていないという実態が見えました。
一方で、「外出時のマスク着用」や「うがい」は、以前と同じくらい継続されているとのことです。

不安と受診行動


冬の感染症への不安も多くの方が抱えており、新型コロナウイルス感染について約58.7%が不安を感じているとのことです。その一方で、風邪やインフルエンザ症状を示した場合に医療機関を受診する意向を持つのは約30%とされています。この統計は、医療機関を受診しない理由として「市販薬で様子見や、軽い症状であれば様子を見てから受診」するという意見が多いことを示しています。

新型コロナの重症化リスク


新型コロナに関する認識も注目に値します。65歳以上の高齢者の中で「自分には重症化リスクがある」と考えた人はわずか24.8%に過ぎず、多くの人が自己のリスクを理解していない実態が浮かび上がりました。このデータは、社会全体での感染リスクに対する意識の薄さを示しています。
専門医である青木洋介先生や伊藤博道先生もこの結果に警鐘を鳴らしており、高齢者や基礎疾患を持つ人々に対し、早めの医療機関の受診を促すことが重要であると指摘しています。

結論として


今回の調査を通じて、感染症への意識や社会全体の対応が「慣れ」と「疲れ」の感情で満たされていることが明らかになりました。特に新型コロナウイルスやインフルエンザ感染に対する早期治療の重要性がしっかりと認識される必要があるといえます。塩野義製薬は、治療薬だけでなく感染症の予防・診断など多方面からのアプローチを行い、さらなる啓発活動を続ける必要があります。

今後も私たちの社会で大切な感染症対策の意識を高めていくことが求められます。


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