試合結果と概要
B2リーグの福岡が、信州を相手に92-72のスコアで快勝しました。この試合は、両チームがプレイオフさながらの緊張感を保つ中、福岡がその実力を発揮し、西地区の単独首位を維持しました。
前半戦の展開
試合の序盤、福岡は#24の谷口選手が富山のドライブを阻止し、その後自身のレイアップシュートに続けて3ポイントシュートを成功させ、チームに勢いをもたらしました。また、この日のMVPとなった#7西川選手は素晴らしいアシストを見せ、#25のバーレル選手が豪快なダンクを決め会場を盛り上げました。
一方、富山も負けじと#1ケネディ選手が主導となり、3ポイントシュートやポストプレーで反撃。しかし、#8スミス選手が強烈なブロックを決めた後、不運にも着地時に負傷。これによりスミス選手の出場が難しくなった福岡ですが、谷口と西川らの外からのシュートが好調で、前半を48-35とリードで終えました。
後半の攻防
後半に入ると、富山が先制点を挙げ、#17田中選手が第3クォーターで8得点を挙げるなど、徐々に追い上げてきました。また、#4フェルプス選手も良い働きを見せ、福岡のリードは5点に縮小します。福岡の選手たちは耐え忍びながら、#50ブラウン選手や西川選手がシューターとしての意地を見せつつ、点を奪い返そうとしました。
そして迎えた最終クォーター。富山のフェルプス選手がジャンパーを決め、さらに追い上げますが、福岡の#1中村選手がすぐさま3ポイントシュートで応戦。ここで、バーレル選手がB2リーグ通算2000得点を達成するなど大活躍。バスケットカウントが絡む得点で流れを引き戻すと、ブラウン選手と#5ランダル選手の得点が続き、試合は92-72で決着しました。
浜口HCの感想
試合後の会見で、浜口HCは「それぞれの選手が自分の役割を果たせていた」と称賛しつつ、スミス選手の負傷についても触れ、更なる修正が必要であることを強調しました。この試合では、監督とコーチが選手たちに求めるプレーの基礎が試され、それに応じた結果が出たとのことです。
選手たちの振り返り
西川選手は、スミス選手の不在が厳しい状況だったものの「その分走ってボールを回せた」のが良かったと振り返りました。また、谷口選手は「チーム全体でディフェンスを意識し、アウトサイドのシュート狙いを変えずに対応した」と語り、その意志の強さを感じさせました。
結論
福岡の選手たちは、試合を通じて連携を深め、強い精神力を見せました。プレイオフを見据えた戦いは、今後も続いていくことでしょう。引き続きサポーターの熱い応援を背に、福岡B2の活躍に期待が高まります。今後の試合にも期待感が膨らむ中、次の対戦を楽しみにしましょう。
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