オフィスケイワンが「令和7年度かけはし賞」を受賞！鋼橋設計の革新技術とは

オフィスケイワンが「令和7年度かけはし賞」を受賞！

大阪市西区に本社を構えるオフィスケイワン株式会社（代表取締役：保田敬一）が、最近、公益社団法人土木学会から「令和7年度かけはし賞」を受賞することが発表されました。この栄誉は「鋼橋の設計データ連携と3Dモデル活用によるフロントローディング技術」という講演に対して与えられたものです。この受賞は、オフィスケイワンが鋼橋設計において行った革新的な技術開発の成果を示しています。

受賞講演の概要

受賞した講演では、鋼橋設計の分野で設計データと3Dモデルを連携させる新しい技術について詳しく説明されています。この技術は、作業工程を最大50％短縮し、手戻りを減少させることが可能です。特に注目されるのは、3Dモデリングの自動化や、MR（複合現実）技術を用いた施工管理のアプローチです。これらの取り組みは、i-Construction2.0の実現に大きく貢献するものであり、技術の革新が高く評価されました。

かけはし賞について

「かけはし賞」は、土木学会全国大会の年次学術講演会に投稿された報文の中で、橋に関する優れたイノベーションや社会性・将来性を持つ講演に贈られる名誉ある賞です。この賞は、社会や未来への「かけはし」となることを目指して、令和元年度に創設されました。オフィスケイワンの受賞は、同社が進める技術革新の一環として、今後の社会に向けた重要な成長が期待されています。

授賞式と今後の展望

「かけはし賞」の授賞式は2026年3月に予定されています。この受賞により、オフィスケイワンはさらなる技術革新と社会貢献に向けた取り組みを続けていくことを宣言しています。

オフィスケイワンの事業概要

オフィスケイワン株式会社は、2014年に設立され、主に道路や橋梁向けのBIM/CIMシステムの開発と販売を行っています。また、3次元設計サービスや3次元モデルの利活用に関する研究にも力を入れています。これにより、橋梁建設現場での生産性向上に寄与しており、日建連表彰2020では第1回土木賞の特別賞を受賞するなど、その実績も評価されています。

セミナーの開催情報

なお、オフィスケイワンは「第3回橋梁CIMシステムセミナー」を2025年12月5日（金）に開催予定です。このセミナーでは、受賞論文で紹介された技術に加え、清水建設や駒井ハルテック、IHIインフラシステムによるユーザー講演など、充実したプログラムが用意されています。興味がある方はぜひ参加を検討してみてください。詳細はオフィスケイワンの公式ウェブサイトに掲載されています。

お問い合わせ

最後に、オフィスケイワンに関するご質問やセミナーへの参加申込などは、以下の連絡先までお気軽にお問い合わせください。
〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1丁目10-2
TEL.06-6567-8951（代表）
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このように、オフィスケイワンの受賞は単なる技術的な成果にとどまらず、未来の土木技術に向けた大きな一歩となるでしょう。今後の展開にぜひ注目です。