大阪で実現する新たな医療アクセス！クラウドドクターとアカカベの共同サービス

大阪市で新たに開始される医療アクセスのプラットフォーム

大阪市北区に本社を置く「クラウドドクター」が、ドラッグストアや調剤薬局を運営する「アカカベ」と協力して、画期的な医療サービスを提供することが決まりました。2025年7月14日から、大阪市内および守口市の一部地域において、オンライン診療を介して最短1時間で処方薬を自宅まで届ける新サービスが開始されます。これは、都市部における医療アクセスの迅速化を実現し、患者様にとってより便利で快適な医療体験を提供することを目的としています。

サービスの詳細

新サービスでは、まずオンライン診療を通じて医師の診察を受け、その後、薬剤師による服薬指導を行います。患者様が希望する場所まで、処方薬を即時に届けるというもので、配達は株式会社Azitが提供するAI配車プラットフォーム「DeliveryX」を利用したUberやWoltなどの配送サービスが担当します。

対象エリアは、大阪市の北区、中央区、都島区、福島区、西区、天王寺区、浪速区、東淀川区、東成区、生野区、旭区、城東区、西成区、淀川区、鶴見区、そして守口市となっています。

このサービスを利用するには、通常の診察料とシステム利用料に加え、2,200円（税込）の手数料が必要です。ただし、本サービスは対面での受取が必要であり、医師による診察・処方の結果によっては対象外とされる場合がありますので、利用の際は注意が必要です。

背景にある思い

都市部に住む人々の中には、医療機関へのアクセスが難しいと感じている方が少なくありません。この新サービスは、そうした方々の「いま必要」を実現するために、時間的・物理的な制約を取り除くことを目指しています。また、今後は他の地域にもサービスを拡大していく予定です。

企業のコメント

「クラウドドクター」の代表取締役である赤松敬之氏は、今回の取り組みについて次のように述べています。「医療につながる第一歩をもっと身近にしたい。診察を申し込んだその瞬間から、最短1時間で薬を受け取れるという新しい医療体験を提供できるようになりました。」

一方、「アカカベ」の代表取締役社長、皆川友範氏は、「患者様が必要なときに必要な医療を受けられる社会の実現に向け大きな一歩だと考えています。地域に根ざした薬局として、オンライン診療と即時配送の新たな価値をつなぐ役割を果たしていきたい」と強調しています。

「Azit」の代表取締役CEO、吉兼周優氏は、「この取り組みを通じて患者様の医療体験を快適にすることを目指します。」と述べ、医療のインフラを新しい時代へと進化させる意欲を示しました。