関西万博の熱気
2025-09-18 13:34:55

関西万博の意識調査:シニア世代の期待と熱気

大阪・関西万博の意識調査:シニア世代の期待と熱気



2025年に開催される大阪・関西万博に対する期待が高まっています。ハルメク 生きかた上手研究所の調査によれば、実際に万博に行ったり行く予定のある人は25.1%に上りました。この数字は、特に50代から70代の女性において顕著に、高くなる傾向にあります。

調査結果のポイント



この調査は、50~79歳の女性を対象に行われ、562名からの回答を得ました。調査結果によると、65.1%の人が「大阪・関西万博が盛り上がっている」と実感していることが分かりました。どの年代でもこの感覚を持ち、盛り上がりを認識しています。特に、過去に万博に行ったことがある人は32.4%が参加意向を持っているのに対し、行ったことがない人は12.3%となり、その差は約3倍に上ります。

誰と行く予定?



大阪・関西万博に兄と行く予定の相手についての質問では、最も多いのが配偶者やパートナーで、60.3%を占めています。その次に子どもやその配偶者と行く人が35.5%、そして、ひとりで行くことを選ぶ人も17.7%いるとのことです。このデータは、万博を家族やパートナーと共に楽しむ意欲が強固であることを示しています。

チケットの入手方法



チケットに関しては、53.2%の人がオンラインで予約して購入していることがわかりました。今回の万博では、いただき物のチケットが22.7%あり、友人や家族から譲ってもらう形で得るケースも多く見られます。このように、オンライン予約が一般的である一方で、アナログ販売の方法は10%を下回っています。

過去の万博体験



多くの参加者は過去の万博への思い出を語っています。特に1970年の大阪万博は、多くの人にとって特別な経験となり、その感動を忘れられないようです。「月の石や太陽の塔に圧倒された」「日本に勢いを感じた」といった声が寄せられ、2025年の万博は新たな期待を抱かせる存在となっています。
当時の高揚感が、今でも彼女たちを再び動かしているようです。

専門家の見解



ハルメク生きかた上手研究所所長の梅津氏は、シニア世代のニーズと市場のトレンドを捉える重要性を説いています。「1970年の万博は発展途上の未来を感じさせるイベントだった。今回の2025年の万博は成熟社会から未来へ提案する機会となっている」と述べており、万博を通じた社会や地域の未来に期待を寄せています。

最後かもしれない万博



参加者からは、「生きている最後の万博に行けるチャンス」「とことんパビリオンを回りたい」という切実な声が寄せられています。特に、1970年の熱狂を経験した世代が再び未来の夢を追い求める姿が見られ、興味深いです。入手困難と言われるチケットもオンラインを駆使し、何度も訪れる人がいるなど、この世代の行動力が際立っています。

大阪・関西万博は、年齢を問わず多くの人々に愛され、再び人々をつなげる場となることでしょう。体力や混雑に配慮しながら、素晴らしい未来への一歩を踏み出すその瞬間を、皆で楽しみたいですね。

今後も、「ハルメク」雑誌を通じて、50代~60代の女性に向けた情報発信を続けていきます。


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