滋賀県のU・Iターン支援サービス「リージョナルキャリア滋賀」が始動！

滋賀県に新たな転職支援サービス登場！

地方特化型の転職支援を行う株式会社エンリージョンが、2025年2月3日より滋賀県専用のU・Iターン転職支援サービス「リージョナルキャリア滋賀」をスタートしました。このサービスでは、滋賀にオフィスを構える専門のコンサルタントが地域企業と転職希望者を繋ぎ、より良いキャリアを築く手助けを行います。

地元を離れた若者たちへの新たな選択肢

滋賀県の若者は、高校卒業後に大阪や京都、東京などの都市へ進学や就職することが多く、地域企業は人材不足に悩んでいる状況です。こうした背景から、地域に根ざしたエージェントであるエンリージョンは、「暮らしたい場所で思いきり働く」という理念を掲げ、地域での職を提供すべく立ち上がりました。滋賀県はその名の通り「メーカー大国」として知られ、製造業が非常に盛んな地域ですが、一方で、理系人材の確保には依然として課題があります。

この新サービスでは、エンリージョンがこれまで実績を積んできた新潟、長野、富山などの地域における経験を生かし、滋賀でも製造業への転職希望者を引き寄せる施策を展開します。特に、機械設計や生産技術といった分野でのスキルを持つ人材を高く評価し、地域企業の競争力向上に寄与していく方針です。

様々な成功事例に基づく信頼性

エンリージョンでは、2023年度において1,040名の転職支援を行い、その中の約352名がU・Iターン者でした。入社から6ヶ月以上の定着率は96.6%と、高い維持率を実現しています。また、主な業種は製造業が54.2%、IT・通信が10.8%と、幅広い分野に対応しているのも特徴です。平均年収も504万円と、前年度比で11.5万円の増加を見せています。このような実績は、エンリージョンの支援がキャリアアップを叶える確かなものであることを示しています。

滋賀専任のコンサルタントがサポート

滋賀エリアを担当するコンサルタント、小林洋平氏はIターン経験者でもあり、地域の実情をしっかり把握しています。彼は、滋賀県内の企業を巡り、理系人材がなぜ求められているのか、地域のニーズを理解しながら求職者とのマッチングを行っています。企業の競争力を高めるためには、経験豊富な人材がどのように新たなキャリアを築けるのかを理解し、適切なサポートを行うことが重要としています。

地域に根差した支援体制の強化

エンリージョンの代表取締役、江口勝彦氏は、地域の企業と求職者を結びつけることで、滋賀における働き方の新たな可能性を切り拓く意義を強調しています。特に、最近採用した滋賀県出身のコンサルタント5名を新たに紹介し、地域に根ざした支援体制を強化するとともに、求職者に対し一層的確な情報を提供し、転職活動をサポートする方針です。これにより、県内企業が持つ魅力や可能性を伝え、地元に帰る新たな選択肢を生み出していきたいと考えています。