大阪で開催される新たなアートの祭典「StARTs UPs」
2025年7月23日、大阪のグランキューブ大阪にて、クリエイティブ・エコノミーに特化したビジネスコンテスト「StARTs UPs」が開催されます。このイベントは、アートやクリエイティブな分野での新たなビジネスの展開や雇用創出を目指す野心的な取り組みとして、多くの期待を寄せられています。
実行委員会である大阪関西国際芸術祭の代表取締役の鈴木大輔氏が率いるこのプロジェクトは、アートに関するビジネスが社会に与える影響を広く捉え、持続可能な経済の発展を図ることが目的です。プログラムには、全国から77社以上の応募があり、その中から厳選された8社がファイナリストとして名を連ねました。
ファイナリスト企業の紹介
選ばれたファイナリスト8社は、アート、テクノロジー、カルチャー、ビジネスを横断する独自のプロジェクトを展開しています。
1.
株式会社 ACTA PLUS
廃棄物アート事業を展開し、持続可能性をテーマにしたアートを持ち込むことで、意識の変革を目指しています。
ACTA PLUS
2.
AMATELUS 株式会社
自由視点映像配信技術「SwipeVideo」を提供し、新たな映像体験を提供します。
SwipeVideo
3.
株式会社 lollol
オンライン配信システム『lolup』を運営し、人々の笑顔を創出することを目指しています。
lollol
4.
VIE 株式会社
ニューロテクノロジーとエンターテイメントを結びつけ、豊かな社会の実現に挑戦します。
VIE
5.
株式会社 レッドクリフ
日本のドローンショーで、驚きと感動を世界中に届けるクールジャパンドローンショーを展開。
REDCLIFF
6.
株式会社 Sally127
ネット通販での服の購入時に役立つバーチャル試着サービスを開発運営。
Sally127
7.
株式会社 STYLY
空間をフィジカルとデジタルでつなぐ新しいプラットフォームを提供します。
STYLY
8.
株式会社 CLIMBERS
アジアの独立アーティストの作品をAIでキュレーションし、グローバルに発信するプラットフォームです。
CLIMBERS
コンテストの意義
「StARTs UPs」は、単なるコンテストにとどまらず、文化芸術産業が抱える様々な社会課題に取り組む機会でもあります。ファイナリストたちは、今後国内外の著名なメンター陣からサポートを受けながらブラッシュアップを重ね、最終的にはピッチイベントでその成果を発表します。
このイベントを通して、出場する企業だけでなく、地域の人々にも新しい価値やビジョンを提供すると期待されています。自らの考えを形にするチャンスを掴むため、多くの企業が参画し、アート界の未来をともに切り開く姿勢が求められています。
結びに
「StARTs UPs」は、文化芸術の未来を切り開く力強い一歩となるでしょう。これからのセクターでの進展が待たれる中、大阪がクリエイティブ・エコノミーの中心地としての地位を確立する助けとなるこのイベントに、ぜひご注目ください。