シネマ寄席の魅力
2025-12-17 17:10:21

大阪で楽しむ!シネマ寄席と快楽亭ブラックの魅力を探る

大阪で映画と落語の融合が楽しめるイベント『シネマ寄席』が、12月22日から開催されます。このイベントは、連日19:00から上映されるドキュメンタリー映画『落語家の業(ごう)』が特別な演芸体験を提供するものです。映画の上映後には、築かれた舞台で約15分間の短い落語が楽しめます。

『シネマ寄席』では、毎日の出演者が異なり、観客を楽しませる工夫が凝らされています。12月21日には落語家の立川左平次が映画裏話を語り、22日にはお笑い芸人のげんきいいぞうが歌謡ショウを披露する予定です。その後も、音曲漫才のめおと楽団ジキジキ、活弁士の坂本頼光、漫談の寒空はだか、最後には立川談之助が落語を披露するなど、多様なプログラムが用意されています。

また、12月26日まで渋谷のユーロスペースで公開中のドキュメンタリー映画『落語家の業』は、稀代の芸人・快楽亭ブラックの生きざまを描いた作品です。彼は、新しい時代の枠を超えた数少ない落語家として知られ、ユニークなアプローチで観客を魅了します。この映画は、コンプライアンスが厳しい現代にあって、ブラックが笑いを通してどのように生き抜いているのかを追いかけています。

映画の監督である榎園喬介は、快楽亭ブラックとの共犯者としての関係を築きながら、6年半にわたる製作に取り組みました。コロナ禍での大変な時期に、彼が落語の生配信を始めるまでの経緯や、その中での数々の試練が描かれています。観客は、彼の過去の膨大な映像提供や、共闘する監督との絆を通じて、ブラックの業に迫ることができます。

快楽亭ブラックは、映画館で生まれながらも差別や社会の厳しさを乗り越えてきた背景を持ち、その怪物のような存在は落語界でも際立っています。彼の言葉「落語とは、人間の業の背定である」という名言が示す通り、彼の生き方はまさに圧倒的な表現で、現代の厳しい環境に一服の清涼剤をもたらすものです。

『落語家の業』は、映画と演芸のコラボレーションが生む新しいエンターテイメントの形を体現しており、大阪でもその魅力を存分に味わうことができます。興味のある方は、ぜひともこのイベントを訪れ、自らの目で楽しいひとときを体験してみてください。


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