熊川宿のジャズ喫茶
2026-08-24 08:24:48

福井・熊川宿のジャズ喫茶『THEE COFFEE』が1周年を迎えオンライン展開を開始

ジャズとコーヒーの新たな出会い



福井県三方上中郡若狭町の熊川宿に、築150年の古民家を改装したジャズ喫茶「THEE COFFEE」が存在感を放っています。この店舗は2025年6月に開業し、2026年8月にはオンラインストアも立ち上げ、全国のコーヒー愛好家や音楽ファンへ自家焙煎コーヒーとレコードを提供する新たな拠点となっています。

移住から始まった物語



memento株式会社の代表、中島祥氏は東京から福井に移住し、THREE COFFEEを開業しました。以前は東京・蔵前のスペシャルティコーヒー専門店で10年間焙煎士として活躍していた中島氏。彼は日本のコーヒー文化を再評価し、ジャズ喫茶こそがその集大成であると考えています。店内では、厳選されたコーヒー豆が、直火式の焙煎機を用いて焙煎され、深煎りから浅煎り、さらにはオールドコーヒーまで、幅広いラインナップが楽しめます。

変幻自在な空間



「THEE COFFEE」は、日中は喫茶店として、夜はジャズバーとしての二つの顔を持ち、訪れる客を楽しませています。特に金曜から日曜日の夜は、コーヒーカクテルやフードも提供され、音楽と共にくつろげる空間となっています。店内には。Blue NoteやImpulseなど、名だたるレーベルのレコードが並び、そのセレクションは日本の音楽シーンに影響を与えてきた歴史を感じさせます。

環境に優しい運営



店内で使用されるコーヒー豆は、福井特産の瓜割の滝の湧水を使用し、カップは地元の若州窯で作られています。環境への配慮から、豆は再利用可能なガラス瓶での販売にこだわり、持続可能な運営が行われています。こうした取り組みは、写真家・楠瀬克昌氏の写真集『JAZZ KISSA 2025』にも特集されています。

オンラインストアの開設



1周年を迎えたTHEE COFFEEは、オンラインストア(https://www.thee.coffee)を本格稼働させ、自家焙煎コーヒー豆や厳選したレコードを全国へ発送しています。商品説明には、各レコードの背景やコンディションを詳述し、訪れたことのない地域の人々にもこちらの温かいサービスを届ける試みが行われています。「ジャズ喫茶文化」を全国へ広げるための挑戦とも言えます。

未来への展望



中島氏は、今後の展開としてポッドキャスト「ジャズ喫茶のLONG BLACK RADIO」を配信予定で、店の雰囲気をそのまま伝える取り組みも行います。また、レコード棚を独自の分類で編成する新しい試みも予定しています。オンラインと実店舗の双方から、より多くの人々に「熊川宿のジャズ喫茶文化」を伝えていく計画です。

まとめ



THEE COFFEEは単なる喫茶店以上の存在であり、福井の豊かな環境と地域文化を背景に、全国から注目を集めています。ジャズとコーヒーを愛する全ての人々に、未来に向けた新たな「喫茶のカタチ」を提案し続けることでしょう。ぜひ訪れて、ジャズの音色とともに、美味しいコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか。


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