視覚障害を持つ少女との出会いを描いた「すとれーとごー」が上野で公演！

劇団SUPER TAICHIMONの新作「すとれーとごー」

2025年6月18日から22日まで、上野ストアハウスにて劇団SUPER TAICHIMONの新作「すとれーとごー」が上演されます。この作品は、視覚に障害を持つ少女との出会いを通じて、社会問題について考えるきっかけを与えます。

視覚障害者との出会いがもたらした変化

物語の冒頭では、主人公の男が不慮の事故に遭い、自分がかつては想像できなかった姿に変わってしまいます。「人は見た目が全てだろ？」という疑問が彼の心を支配し、そんな中、視覚に障害を持つ少女との出会いが訪れます。彼女は明るく前向きな性格で、その彼女から「なんでそんなに悲しい足音なんですか？」と問いかけられることで、男は自分自身の内面と向き合うことになります。このような深いテーマを描くことで、観客に多くの気づきを与えるでしょう。

豊かなキャスト陣

主演を務めるのは、映画や舞台で活躍する下前祐貴さん。さらに、ヒロイン役にはミスマガジン2025のベスト16に選出された冨永実里さんが出演します。彼女たちを支えるように、多くの実力派俳優たちが揃っており、舞台全体のクオリティを高めています。劇団SUPER TAICHIMONの主宰である中尾太一さんや桜庭真以さんといったメンバーも参加し、作品をより深く掘り下げていきます。

社会問題に焦点を当てる劇団

SUPER TAICHIMONは、2021年に発足し、現代の社会問題を取り上げることに特化した劇団です。「動物愛護センターをテーマにした舞台『どりーむぼっくす』」が好評を博したように、彼らはただのエンターテインメントだけではなく、観客に深い思索を促す作品作りを目指しています。「すとれーとごー」も、その一環として、盲導犬の受入拒否問題や演劇界におけるパワハラ、さらには家族愛についても触れています。