友情と成長を描く朗読劇『たもつん』が大阪に登場！

朗読劇『たもつん』大阪での上演が決定！

2025年5月、IMM THEATERにて朗読劇『たもつん』の上演が行われます。本作は、脚本家・吉田恵里香が手掛けた作品で、2015年にFMヨコハマの連続ラジオドラマとして書き下ろされたものが、オンライン朗読劇としても配信され、多くの話題を呼んできました。今回の上演にあたり、吉田自身が一部をリライトし、より深みのある物語となっています。

物語の中心について

『たもつん』のストーリーは、横浜市内の営業職をしている主人公・ユーキチが、野球部の先輩・ヤベと、ちょっと空気が読めないお坊ちゃん・しゅうまいと再会する場面から始まります。彼らは、2か月後に控えた『たもつん』の結婚式で余興を行うことになり、高校時代の淡い思い出を振り返りながら徐々に絆を深めていきます。しかし、心の中には様々な思いが交錯し、記憶の食い違いもあったりします。友情や成長の物語が、笑いと涙を交えて展開していく様子が描かれています。

豪華なキャスト陣

今回の朗読劇には、豪華なキャストが参加します。ユーキチ役には千葉雄大、しゅうまい役には平埜生成が登場し、ヤベ役には落合モトキが配役されています。また、八村倫太郎（WATWING）や松岡広大など、個性豊かな俳優たちがそれぞれの役に挑みます。演出を務めるのは、多彩な活動を続ける今井隆文で、劇団プレステージでの経験を活かした演出が期待されます。

キャストのコメント

この作品に対する思いはキャスト自身にも深く根付いています。脚本家・吉田恵里香は、初めてのオリジナル作品として思い入れがあると話し、登場人物たちの成長を見守ってきたとのことです。「元々ラジオドラマでしたが、多くの方に届けたい」と願っていた彼女にとって、この上演は特別な意味を持つようです。

演出を担当する今井隆文も初めての朗読劇であることから、「楽しい反面、責任も重い」と語っています。舞台ではどのようにキャスト同士が反応し合い、どんな物語を紡いでいくのか、今から稽古が待ち遠しいですね。