大阪けいさつ病院が女性医師による泌尿器科に新しい風を吹き込む
大阪市天王寺区に位置する大阪けいさつ病院は、2026年4月より新たに「骨盤底機能再建センター」を設立し、女性医師による専門診療体制を強化します。このセンターでは、過活動膀胱や尿失禁、骨盤臓器脱など多岐にわたる泌尿器科の悩みに対して、より専門的かつ親身な対応が可能となります。
骨盤底機能再建センターの設立背景
泌尿器科に関する悩みは、特に女性にとって非常にデリケートな問題です。「恥ずかしくて相談できなかった」という声を多く耳にしますが、専門の女性医師が中心となって対応することで、患者さんが安心して相談できる環境を整えます。この新しい体制により、過活動膀胱や尿失禁といった症状に悩む方々に、多くの治療オプションが提供されることを期待しています。
新たな治療・仙骨神経刺激療法(SNM)
特に注目されるのが、仙骨神経刺激療法(SNM)です。この治療法は、過活動膀胱に悩む方々にとって新たな選択肢として位置づけられています。薬物療法が効きづらい、または副作用で治療が困難な方々にも適した方法です。簡潔に言えば、SNMは膀胱や尿道を調整する神経に微弱な電気刺激を与えることで、排尿機能を正常に整える治療法です。
特長として、使用する刺激装置は非常に小型で、患者さんの日常生活に極力影響しないよう配慮されています。さらに、近年の技術進歩により、全身MRI検査にも対応可能となっており、柔軟に治療後のフォローが行える環境が整っています。
安全性を重視した2段階の治療プロセス
SNMの治療は2段階で実施されます。最初に行う試験刺激では、体にリードと呼ばれる電極を留置し、数日間、外部からの刺激によって効果を確認します。この試験で効果が認められた場合にのみ、次の段階として本治療に進み、小型の刺激装置を体内に移植します。これにより、安全性が担保され、患者さんが納得した上での治療が可能です。
専門家による安心の診療体制
この診療センターでは、専門の女性医師が一貫して診療を行い、術後のフォローアップにも力を入れています。何かしらのトラブルを抱えている患者さんが気軽に相談できる場を提供し、丁寧なサポートが行われることを目指しています。実際に治療を受けた患者さんからは、「言いづらい悩みを安心して話せた」との感想が寄せられています。
相談をためらわないで
過活動膀胱や排尿のトラブルに関して、相談することにためらいを感じる人が多くいますが、当院の女性医師はその心理に寄り添い、全力でサポートします。医療機関が限られる中、少なくともこの大阪府内では多くのニーズに応えるための体制が整いました。ぜひ一度、気軽にご相談ください。
詳細情報・お問い合わせ
- - 病院名: 大阪けいさつ病院 骨盤底機能再建センター
- - 住所: 大阪市天王寺区烏ヶ辻2-6-40
- - 電話番号: 06-6771-6051 (代表)
- - 詳細情報: 公式サイト
今後の取り組みに注目しつつ、過活動膀胱に悩む方々にとっての新たな助けとなることを願っています。