2025年大阪万博で注目のパキスタンパビリオン
2025年大阪・関西万博が盛り上がる中、パキスタンパビリオンの来場者数が7月30日に100万人を超えました。この成功は、多国籍の展示が行われるコモンズパビリオン内でのパキスタンパビリオンの人気が証明されています。特に、パキスタンを代表する「ピンク岩塩」の魅力を紹介することで、世界中にその美しさと価値をアピールしています。
このパビリオンは「いのちを救う」ゾーンの「コモンズD」に位置し、訪れる人々にとっての必見スポットとして注目されています。展示のテーマ「一粒の塩に広がる宇宙(The Universe in a Grain of Salt)」は、ピンク岩塩を通じて純粋さや未来の持続可能性を表現。先進的な没入型展示体験で、訪問者に感動を与えています。
プロジェクト・ディレクターのムハンマド・ナシール氏は、来場者数100万人の達成を誇りに思い、自然界の基本要素である塩を通じて、パキスタンの文化と世界とのつながりを感じられるスペースを提供していると語っています。「このパビリオンが、パキスタンの文化と伝統への理解を深める場として機能していることを期待しています。」と彼は続けます。
近づく8月14日のナショナルデーに向け、イベントの準備も進行中です。この特別な日には、以下のプログラムが予定されています。
1. パキスタンと世界のつながりを象徴する公式式典
2. パキスタン国立芸術評議会による伝統舞踊パフォーマンス
3. パキスタンと日本の美意識を融合させたファッションショー
これらの催しを通じて、パキスタンの独立記念日の意義を、国内外の来場者に伝える良い機会となるでしょう。パキスタン駐日大使兼パビリオン館長のアブドゥル・ハミード氏は、「ナショナルデーは、パキスタンの精神文化を祝う重要な日で、音楽やデザイン、伝統を通じて来場者に私たちの魅力を体験してもらいたいです。」と述べています。
万博の閉幕が近づく中、パキスタンパビリオンは引き続き、ピンク岩塩を使用した美しい展示や、感覚を刺激するストーリーテリングで人々を迎え入れています。そこでは、訪れる人々に忘れられない体験を提供し、文化に触れながら国境を超えた交流を促しています。
パキスタンパビリオンの詳細は公式サイト(https://pakistanexpo2025.com/)や各種SNSでチェックできます。国内外の情報をリアルタイムで発信中です。
万博の重要性
2025年大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。ここでは、各国が地球規模の課題に取り組む革新的なアイデアや技術を披露しています。「いのちを守る」「いのちを支える」「いのちをつなぐ」というサブテーマを掲げて、未来の社会ビジョンを探求しています。パキスタンはその中で、自国の豊かな文化遺産や創造性を示し、国境を超えた対話を促進しています。
パキスタン貿易開発庁(TDAP)
パキスタン貿易開発庁は、国際貿易の振興を担う政府機関です。輸出力向上と国内企業の国際化を目指し、ビジネスマッチングや市場調査など多岐にわたるサポートを行っています。パキスタン企業の国際競争力を高めるため、持続的な経済成長に寄与しています。
TDAPはパキスタン企業の成長を後押しし、国際社会との長期的なパートナーシップ構築を目指しています。企業と共に、持続可能で競争力のある未来を作るための取り組みを続けています。