万博特別プログラム
2025-10-31 11:32:29

万博で響き渡った音楽とメッセージ『Harmony of Life』の特別プログラム

万博特別プログラム『Harmony of Life』のレポート



2025年に開催予定の大阪・関西万博では、特別プログラム『Harmony of Life』が実施され、多くの参加者が集まりました。このプログラムは、国連パビリオンとアニメ『地球のラテール』のシグネチャーパビリオン『いのちめぐる冒険』が共同で企画したもので、持続可能な開発目標(SDGs)に対する意識を高めることを目的としています。

音楽の調和



この特別プログラムは、音楽を通じて「地球のいのちの調和」をテーマにした内容で、子どもたちの声が響き渡る場となりました。プログラムのオープニングでは、小学生の高岸楓さんが司会を務め、彼女のトリリンガルのスピーチが会場の雰囲気を一気に和らげました。高岸さんは、アースセイバーの活動についても触れ、地球を守るための取り組みの大切さを伝えました。

続いて、国連パビリオンからマーヘル・ナセル事務次長補と河森正治氏の挨拶が行われました。マーヘル氏は、「人間は生態系の一部であり、環境を守ることが我々自身を守ることになる」と訴え、持続可能性の重要性を力説しました。一方、河森プロデューサーは、「生き物と連携し、私たちの存在を見出すことが文化によってなされる」と述べ、音楽が持つ力を強調しました。

音楽体験



音楽の時間が始まると、アメリカ出身のピアニスト、セオドア・チャフマン氏が登場し、ドビュッシーの「塔・パゴダ」を演奏。素晴らしい音色が会場に広がり、観客はその繊細さに魅了されました。チャフマン氏は、万博のアクティビティを通じて、地元の学校との交流にも積極的に取り組んでいる人物です。

そして、アースセイバー合唱団が「地球のオーケストラ」を演奏。こちらはアニメ『地球のラテール』の主題歌で、作曲は野崎良太氏が担当しました。歌詞には自然を取り戻すメッセージが込められており、観客の心に深く響く曲となりました。この楽曲は、日本語と英語の2カ国語で構成されていて、合唱団の子どもたちがフルバージョンで情熱的に歌い上げました。

未来を見据えたメッセージ



プログラムの最後には、参加者からの感謝の言葉とともに、それぞれの想いが込められたメッセージが交わされました。この瞬間、アースセイバーの子どもたちが伝えた「一人ひとりの小さな行動が大きな未来を築く」という言葉に、多くの参加者が感動を覚えました。これは未来へ向けた希望の象徴とも言えます。

また、セオドア氏は、国連パビリオンとのコラボレーションによって、音楽がいかに人々をつなげ、共通の目的を見つける助けとなるかを述べ、未来に向けた思いをシェアしました。

まとめ



特別プログラム『Harmony of Life』は、万博の精神を体現した素晴らしいイベントであり、多くの人々とともに地球の未来を考える貴重な時間となりました。2030年に向けたSDGsの目標や環境問題について改めて考えるきっかけとなる、意味深い経験であったと言えるでしょう。音楽を通じて、より多くの人がこのメッセージに賛同し、行動を起こしていくことを願います。


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