GLOOBE 2025の機能
2025-06-16 12:34:48

国産BIM建築設計システム「GLOOBE 2025」の革新機能とは

国産BIM建築設計システム「GLOOBE 2025」の革新機能



福井コンピュータアーキテクト株式会社が開発した「GLOOBE」の最新版である「GLOOBE 2025」が、2025年7月23日にリリースされます。この新バージョンは、建設業界が直面している様々な課題に対処するために多くの新機能を追加し、さらに業務効率を高めることを目的としています。

業界の現状とGLOOBEの役割



建設業界は現在、労働力の減少や高齢化、資材費の上昇といった問題を抱えています。また、2025年より省エネ適合義務化が始まり、2026年にはBIM図面審査が必要となるなど、法規制への対応も急務です。GLOOBE 2025は、これらの課題を解決するためのツールとして期待されています。

GLOOBE 2025の新機能



1. 施工詳細機能の追加



新たに追加された「施工詳細」オプションにより、土工や仮設、躯体に関する情報が一貫して管理でき、現場での実務に役立てることが可能です。例えば、設計図に基づいてExcelデータをワンタッチでBIMデータに変換することができ、施工の計画を効率化します。

2. 天井割付機能



天井割付やインサート位置の検討を行うための新機能も搭載され、指定の割付パターンを瞬時に3Dモデルで可視化することができます。これにより、割付作業の効率が1/4に短縮されることが見込まれています。

3. 黒板作成アシスト



電子小黒板のデータをCSV形式で出力可能にし、作成手続きの時間を従来の70%削減します。特に、Photoruction社が提供する電子小黒板システムと連携する機能は、作業の効率を大幅に向上させるポイントとなります。

法改正への対応と効率化



省エネ計算に関するシミュレーション機能が追加され、省エネ基準に準拠した出力が行えるようになります。また、BIM図面審査に向けたテンプレートも刷新され、業務の効率をさらに高めます。入力も簡素化され、計算からレポート作成がスムーズに行えるようになります。

PLATEAUとの連携



国土交通省の取り組みに基づき、PLATEAUデータの読み込みが可能となり、都市計画や建設環境の評価をよりリアルに行うことができます。このデータを利用することで、3D都市モデルを基盤にした検討が可能になり、意思決定が迅速化します。

G-Styleフォーラムのご案内



GLOOBE 2025のリリースを記念し、2025年7月11日(金)にオンラインで開催されるG-Styleフォーラムにおいて、新機能の紹介や運用事例に関するセミナーを実施します。入場は無料ですが、事前申し込みが必要です。業務に役立つ最新情報を得られる貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。

詳細とお申し込みは、こちらのリンクからご確認できます。


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