万博で体感する循環
2025-01-14 16:26:23

大阪・関西万博での「ごみ」から「水」へと続く循環の旅がついに始まる!

大阪・関西万博 日本館における展示内容



2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、日本館では「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマにした展示が展開されています。その中でも注目すべきは、今年の第3弾展示として発表された「ごみ」から「水」へと続く循環プロセスです。これは、環境問題に対する意識を高め、多くの人々に微生物の重要性を伝える機会となるでしょう。

微生物の力を可視化するプラントエリア



プラントエリアでは、目には見えない微生物の働きをダイナミックな光の演出で体感できます。無数の光の粒が暗がりの中で活発に動く様子は、微生物たちのエネルギーを視覚的に感じることができる幻想的な空間となっており、来場者は小さな命の営みを実感することができます。この空間では、微生物がどのように有機物を分解し、環境を整えるかを直感的に学ぶことができるのです。

「BE@RBRICK」による循環の演出



話題の「BE@RBRICK」フィギュアが、この循環プロセスをユニークに表現します。微生物がごみを分解する過程を、分かりやすく楽しい形で紹介します。このフィギュアは、日本館の特別協賛企業である株式会社メディコム・トイによってオリジナルデザインが施されており、見る者を引き込む魅力にあふれています。

火星の石とその重要性



また、日本館では、火星由来の隕石、通称「火星の石」が展示されます。この石は、地球に到達した際に水が存在した証拠となる重要なサンプルで、今後の研究に必須の資料となることでしょう。来場者は、実際に火星の石のミニサンプルに触れることができる貴重な機会も用意されています。

未来を見据えた地球に優しい技術



展示では、株式会社カネカの協力により、二酸化炭素からプラスチックや繊維を生み出す「水素酸化細菌」を用いた最新のバイオ技術も紹介されます。この技術は、化石資源に依存することなく、持続可能なものづくりを実現します。


バイオガスプラントで生ごみをエネルギーに



さらに、日本館では万博会場で出る生ごみを利用したバイオガスプラントの見学ツアーも行われます。微生物の力を借りてエネルギーを生み出す様子は、循環型社会の実例として示され、参加者は実際にそのプロセスを目にすることができます。このように、環境問題に対する理解を深めることができる内容が盛りだくさんです。

日本館ツアーで学びを深める



また、円環状の構造体を活かした「日本館ツアー」も開催予定で、日本館のデザインや建築の背景を学ぶことができるプログラムが用意されています。単なる観光地でなく、学びの場としての側面も強調されているのが特徴です。

まとめ



大阪・関西万博の日本館では、「ごみ」から「水」を通じて生まれる循環プロセスを、さまざまな体験を通じて紹介します。微生物の働きがどれほど重要かを認識し、未来に向けた持続可能な社会のための意識を高める場となることでしょう。この機会を通じて、多くの人が環境問題に対する関心を持ち、自らの行動を見直すきっかけとなることが期待されます。


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