アセットマネジメントOne、デジタル金融協会への参画を発表
アセットマネジメントOne株式会社(以下、アセットマネジメントOne)が、一般社団法人日本デジタル分散型金融協会への正会員としての参画を予定していることが発表されました。この協会は、国内におけるデジタル技術およびブロックチェーン技術を基盤とし、暗号資産やセキュリティトークン、ステーブルコインに関する金融規制の適用を受けるトークンのビジネスモデルにフォーカスした団体です。
デジタル金融市場の発展に向けて
日本デジタル分散型金融協会は、2025年の設立以来、暗号資産交換業や銀行、資産運用会社、証券会社、信託銀行など、多様な業態を持つ事業者間での意見集約と提言を推進し、デジタル金融市場の健全な発展を目指しています。この動きに賛同したアセットマネジメントOneは、資産運用会社としての豊富な知見を活かし、協会のGrowth Strategyに貢献していく意向を示しています。
これにより、アセットマネジメントOneは2024年10月に「国内における暗号資産ETF等の組成に向けた提言」を公表する予定です。また、2025年7月には新たに「暗号資産関連株式ファンド(愛称:シークレット・コード)」を設立するなど、今後のデジタル金融市場への取り組みを本格化させていきます。
アセットマネジメントOneの背景
アセットマネジメントOneは、2016年に設立された資産運用会社であり、国内でも有数の運用資産残高を誇ります。約76兆円に達する運用資産を背景に、同社は「投資の力で未来をはぐくむ」というコーポレート・メッセージのもと、個人投資家や機関投資家に対する多様な資産運用のニーズに応えるべく、高水準のソリューション提供を目指しています。
日本デジタル分散型金融協会における活動は、同社が重視している「利用者保護」や「市場の健全な発展」に直結します。これにより、アセットマネジメントOneは、ブロックチェーン技術やデジタル資産に関する知識を深め、今後の金融市場におけるリーダーシップを発揮していくことでしょう。
まとめ
デジタル時代の金融ビジネスが進化する中、アセットマネジメントOneが日本デジタル分散型金融協会に参加することで、暗号資産市場やデジタル金融の未来に新たな展望が開かれます。今後の動向に注目するとともに、アセットマネジメントOneがどのように新たな金融市場を開拓し、投資家にとって魅力的な選択肢を提供していくのか、期待が高まります。