大阪万博で味わう本格アンゴラ料理と文化の饗宴

大阪・関西万博のアンゴラパビリオン内にあるレストラン「インボンデイロ（IMBONDEIRO）」では、新たなメニューが登場しています。シェフのOctávio Neto（オクタヴィオ・ネト）が手がけるこのレストランでは、アンゴラの郷土料理を手軽に楽しむことができ、独自の文化と味わいを体験できる貴重な機会を提供しています。

アンゴラの伝統料理を再現

「インボンデイロ」の名前は、アンゴラの生命の木であるバオバブに由来し、家族やつながりを象徴しています。このレストランでは、その背景を持つ料理が振る舞われ、多くの人々が大切に受け継いできたアンゴラの家庭の味が味わえます。にもかかわらず、まだ日本では馴染みの薄いアンゴラ料理を、気軽に楽しむことができる点が魅力です。

幅広いメニュー展開

「インボンデイロ」では、数々のアンゴラ料理がメニューに並びます。特に「チキンムアンバ」はおすすめで、鶏肉をピーナッツグレービーで煮込んだ料理で、現地でも広く愛されています。このほかにも、黒豆のシチューやサンドイッチ、セイボリー、スイーツなど充実したラインアップが用意されています。

代表的なメニューのご紹介

- MAGOGA（マゴガ）: アンゴラスタイルのフライドチキンをサンドしたバゲットサンド。
- PREGO（プレゴ）: キャラメライズされた玉ねぎ、チーズ、牛肉を挟んだサンドイッチ。
- FEIJOADA（フェイジョアーダ）: 香り高い黒豆のシチュー。
- CHICKEN MOAMBA（チキンムアンバ）: ピーナッツグレービーで煮込んだ鶏肉料理。
- カスタードエッグタルト: ポルトガルの食文化との融合を楽しめるスイーツ。

これらの料理は、米やキャッサバなど日本で親しまれている食材を使用しながら、アンゴラの素朴かつ力強い味わいを引き出しています。

シェフの信念

オクタヴィオ・ネトシェフは、アンゴラ出身で7歳の頃にポルトガルに移住し、最高のホテル学校で学びました。その後、数々のレストランでエグゼクティブシェフを歴任。アンゴラの豊かな食文化を日本を含む世界中に伝えられることを誇りに思っていると語っています。

文化体験とパフォーマンス

「インボンデイロ」では、ただ料理を楽しむだけでなく、日替わりで行われる伝統舞踊や演奏のパフォーマンスも魅力の一つです。お食事とともに、アンゴラの文化を感じることができるため、特別な体験となることでしょう。パフォーマンスのスケジュールは、Instagramで随時更新されていますので、ぜひチェックしてみてください。