男女共同参画推進へ、大和ハウスのリーダーが男の会に参加

大和ハウス工業と男性リーダーの会の意義

2023年6月13日、大和ハウス工業株式会社の代表取締役社長である大友浩嗣氏が、官民連携の「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」に参加しました。この会は内閣府が事務局を務め、男女共同参画の推進を目指しています。大和ハウスは、2021年に前社長の芳井敬一氏が初めて参加して以来、この活動に深く関わっており、様々な業種の男性リーダーたちとのネットワーク構築を通じて、企業内のジェンダー平等と女性の活躍を促進しています。

ダイバーシティ経営の推進

大和ハウスでは、変化の激しい社会に対応するため、ダイバーシティを経営戦略の中心に据え、2005年から女性の活躍を積極的に推進してきました。特に営業や工事といった女性が少ない職域での育成や研修を行うことで、女性管理職の輩出を継続的に図っています。2015年には女性管理職比率が0.3%だったものが、2023年には6.1%にまで増加。さらに179名の女性が現場監督としても活躍しています。この成果は、大和ハウスのダイバーシティに対する真剣な取り組みの表れです。

女性活躍支援の制度

さらに、大和ハウスでは「仕事と育児の両立支援制度」を導入し、働きやすい職場環境の整備にも力を入れています。多様な人財が自分の能力を最大限に発揮できる環境づくりに取り組んでおり、今後は女性や障がい者、LGBTQ、シニアの人材も考慮したダイバーシティ経営の強化にも注力していくとのことです。

男性リーダーの会の目的

「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」では、参加者が自らの経験や意見を共有し、ジェンダー平等に向けた取り組みを加速する機会を提供しています。約320名の企業経営者や自治体のリーダーたちが参加し、取り組みの意義を広めています。メンバー同士でのネットワーキングが構築されており、効果的な課題解決に向けた連携も生まれています。
この会を通じて、参加者は自らの想いや取り組みを外部に発信することで、社会全体の意識向上につながることが期待されています。

今後の展望

今後も大和ハウス工業は、企業の経営に多角的な視点を取り入れ、ジェンダー平等や女性活躍の推進を図っていく考えです。さまざまな価値観を受け入れ、全ての社員が活き活きと働ける会社づくりに貢献していく姿勢を示しています。

詳しい内容は、大和ハウスのダイバーシティの取り組みや男性リーダーの会の詳細でご確認ください。