河合楽器製作所が掲げる新理念「KAWAI Philosophy」
2023年3月19日、河合楽器製作所が新たな企業理念体系『KAWAI Philosophy』を正式に発表しました。これは、長年にわたって積み上げられた経営の理念を見直し、現代のニーズに応える形で再構築されたものです。創業から96年、河合楽器は単なる楽器製造にとどまらず、世界中の人々に感動を届ける多彩な事業を展開してきました。この『KAWAI Philosophy』もその一環となり、今後のさらなる進化を期待させます。
企業理念の背景
河合楽器製作所は1927年に始まり、以来創業者のピアノづくりの信念を基に成長してきました。偉大な先人たちが築いた基盤の上に、製品とサービスの提供を通じて感情の共有を目指すという姿勢は、KAWAIの根本にあります。新たな『KAWAI Philosophy』の制定は、そうした伝統を受け継ぎ、次世代に向けて進化させる意味を持っています。
『KAWAI Philosophy』の構成
『KAWAI Philosophy』は、以下の4つの要素から構成されています。
1.
Mission(撤退すべき使命)
- 人生を、響かせる。
2.
Vision(目指す未来)
- 100年後もつづく、音楽文化を。
3.
Values(提供する価値)
- 家族のような親身さで寄り添うこと。
- 真面目に考え、真面目につくること。
- アナログをあえて残しつつ、日々進化すること。
- その人らしい音色を生むこと。
- あらゆるシーンで、ピアノとの会話を提供すること。
4.
Credo(大切にすべき精神)
- 伝統を守り、新しいことを取り入れること。
- さまざまな視点からアイデアを出すこと。
- やらまいか精神でまず行動すること。
- 相手が嬉しいと感じることをすること。
- 高い理想を持ち、愚直に実行し続けること。
- 遊び心を持って仕事を楽しむこと。
これらの理念は、KAWAIがどのように人々の日常に寄り添い、感情豊かな生活の一部となるかを示しています。
KAWAI Philosophyの実現に向けて
河合楽器製作所のミッションにある「人生を、響かせる。」という言葉に込められた想いは、まさにその人たちの生活に音楽を取り込み、豊かな感情を生み出すことにあります。楽器だけでなく、教育事業や素材加工事業など、さまざまな分野での取り組みを通じて、共に感動や喜びを分かち合うかけがえのないパートナーとしての役割を果たすことを目指しています。
新たな企業理念のもとでの河合楽器製作所の活動には、未來に向けた期待が寄せられています。私たち一人ひとりがKAWAIの哲学を理解し、共に音楽文化を支えていくことが求められる時代に突入しています。今後の展開に目が離せません。
詳しい情報は
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