ダンサーズキャリアサポートが加盟
2025-08-08 08:40:30

ダンサーズキャリアサポート、国際ネットワークIOTPDに加盟!ダンス界の未来はどう変わる?

一般社団法人ダンサーズキャリアサポート(DCS)がこのたび、国際ダンサー移行支援機構(IOTPD)に加盟したことを発表しました。この動きは、日本初となり、アジアでは韓国に次いで2番目の加盟となります。DCSは、2025年から準会員として活動を開始し、2026年には正式な会員になることを目指しています。

DCSの加盟により、日本のダンス界は国際的な支援体制を得ることになり、ダンサーのキャリア形成をより強力にサポートする基盤が築かれることが期待されています。また、DCSは2023年10月下旬にカナダ・トロントで開催されるIOTPD年次国際会議に参加し、約10年ぶりの日本の団体としてダンス界の最新情報を持ち帰る機会も得ます。

IOTPDとは?



IOTPDとは、現役引退後のダンサーが新たなキャリアを築くための国際的なネットワーク機関であり、カナダ、フランス、オランダ、ドイツ、スイスなど、11カ国が加盟している組織です。加盟国では再教育、再就職、心理的サポート等、ダンサーが円滑に移行できるよう支援を行っています。IOTPDは、文化芸術分野における持続可能なキャリア形成を進めるために、グローバルなプラットフォームとして様々な活動を展開しています。

公式サイトも運営しており、詳しい情報はそこからアクセス可能です:IOTPD公式サイト

ダンサーズキャリアサポート(DCS)の目的



DCSは、主に引退後や活動の転機にあるダンサーに対して、そのキャリアを支援し社会参加の機会を創出するために設立された非営利団体です。DCSは営利を目的としておらず、公共の視点から芸術と社会をつなぐ仕組みを構築することを目指しています。この取り組みは、ダンサーのキャリアだけでなく、ダンス界全体の進展と社会的な地位向上に寄与するものです。

IOTPDに加盟することで、DCSはいっそう国際的な視野を持ち、より多様な支援を提供することが可能となります。

ダンス人口の増加と支援の必要性



最近では、日本においてダンスを習う子供たちやシニア層が増加しており、プロを目指す若者も増えている一方で、引退後のキャリア支援が不足しているのが現状です。ダンサーは、自己管理能力や表現力、対話力など、社会で求められる非認知スキルを高いレベルで身につけています。DCSは、こうしたスキルを活かし、ダンスが持つ社会的価値や可能性を広げる役割を担っています。

協賛と連携の呼びかけ



DCSは、理念を共有する企業や団体との協働・協賛を募集しています。ダンサーの経験を活用した社会貢献をテーマにしたイベントやセミナーも展開中で、大学や自治体、舞踊団体と連携を図っています。具体的には、ダンサーの能力を新たな人材戦略として活用したり、SDGsや多様性を考慮した新しい取り組みを推進しています。

一方通行の支援ではなく、ダンサーが持つ力を信じ、一緒に未来の選択肢を広げるパートナーシップを心から歓迎しています。

最新の情報やお問い合わせは、ダンサーズキャリアサポートの公式ウェブサイトをご覧ください:DCS公式サイト


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