カラオケ新時代到来!伯方の塩が巻き起こしたトレンド変化とは
近年のカラオケ界での出来事が話題を呼んでいます。USEN&U-NEXT GROUPに属する株式会社エクシングの業務用カラオケ「JOYSOUND」において、2026年6月7日付の総合デイリーランキングにて、CMでお馴染みの「伯方の塩」が4位を獲得しました。この現象は、2025年12月から配信されて以来、SNSを通じて瞬く間に広まり、一過性のブームに留まらず、今や新たな「定番コンテンツ」としての地位を築きつつあるのです。
特筆すべきは、JOYSOUNDが誇る44万曲以上の楽曲の中で、企業のサウンドロゴがこれほどまでに上位にランクインしたことです。これには、カラオケの歴史に新たなページを加えた快挙と言えるでしょう。
若者世代の「タイパ」重視
最近、特にZ世代を中心に注目されている「タイパ(タイムパフォーマンス)」という概念がカラオケにも影響を与えています。これは、限られた時間内で最大限の満足を得ることを重視する考え方で、カラオケにおいても新たな楽しみ方が求められています。
「伯方の塩」の人気は、数秒で完結するサウンドロゴとカラオケの融合が背景にあります。誰もが耳にしたことのあるフレーズに対する親しみやすさと、熱唱による爽快感が、一瞬で多くのSNS利用者の心をつかみました。さらに、カラオケの採点機能に対応していることも、挑戦したくなる要素を加え、熱狂的な支持を集めています。
新たな楽しみ方『サビカラ』
最近生まれたカラオケのジャンル、『サビカラ』は、曲の中でも特に「サビ」だけを歌える形式で、限られた時間で満足感を得ることができます。大人数でのカラオケではマイクが回ってこないというジレンマを解消し、1分以内の短い時間で次々と曲を楽しむことができるという大きな魅力があります。
JOYSOUNDではすでに約1,000曲が配信されており、昭和や平成の名曲が多くを占めています。例えば、aikoの「カブトムシ」やポルノグラフィティの「サウダージ」、松田聖子の「青い珊瑚礁」といった曲が上位にランクインしています。加えて、現代のヒット曲も含まれ、令和の新しいカラオケカルチャーを伝えているのです。
サウンドロゴカラオケAWARDが切り開く新たな世界
「伯方の塩」の成功の影には、JOYSOUNDが進める先進的なプロジェクト「サウンドロゴカラオケAWARD」があります。このプロジェクトは、企業や団体のサウンドロゴをカラオケ化し、広告からエンターテインメントへと進化させる取り組みです。第1回大会は2月に開催され、広告換算値は2億円以上に達しました。
これにより、歌唱が広告の能動的な体験となり、ブランドと消費者の新たな接点を生み出しています。さらに、この波は大企業に留まらず、今では中小企業や団体も自社サウンドロゴの制作とカラオケ化を進め、新しいコミュニケーションの形を構築しています。
JOYSOUNDは現在、サウンドロゴカラオケAWARD 2027のエントリーを募集中で、さらに多くの企業がこの新しいエンターテインメントの世界に参加できるチャンスがあります。これからの展開に期待したいですね。「サビカラ」と同様に、タイパ時代にふさわしい新たな形のカラオケ文化が広がることに、私たちも注目していきましょう。