学生の未来を支える「えいわ奨学会」
永和信用金庫が母体となる「えいわ奨学会」は、地域の学生を支援するための新しい取り組みをスタートさせます。2024年12月に設立され、学力が優秀な一方で経済的な理由から学業継続に困難を抱える学生に対して奨学金を提供することを目的としています。2025年5月19日から奨学生募集が開始されるので、ぜひ注目してください!
奨学金募集の概要
「えいわ奨学会」の奨学金は、大阪府・兵庫県・奈良県・京都府の大学に在学する学生が対象です。応募者は、学業成績が優れていることが求められ、また在籍大学の学長から推薦を受ける必要があります。募集期間は2025年5月19日から6月13日までです。
今年度は新たに10名を採用予定で、各奨学生には240,000円が年間で給付されます。支給は大学1年生から始まり、最短修業年限の4年間支給され、返済義務は一切ありません。これにより、学生は金銭的な不安を抱えることなく、学びに集中できるのです。
応募方法と選考過程
奨学金を希望する学生は、各大学の奨学金担当窓口を通じて応募する必要があります。直接の申請は受け付けていないため、注意が必要です。提出書類には、奨学生願書や奨学生推薦調書が含まれており、これらは指定の書式で提出される必要があります。提出された書類は審査され、理事長の決定に基づいて奨学生が選ばれます。選考の結果は、7月下旬に大学の担当窓口に通知予定です。
支給方法と交流会
奨学金は毎月10日に奨学生が指定する名義の口座に振り込まれ、支給は4月まで遡ります。また、奨学生と大学の関係者の交流を深めるため、毎年新規採用奨学生の決定証授与式とともに奨学生交流会が開催されます。この場は、同じ目標を持つ仲間と出会う大切な機会となることでしょう。
永和信用金庫の地域貢献の歴史
永和信用金庫は、1931年の設立以来、「和をもって永遠に市民と共に栄える」ことを理念とし、地域の発展に寄与してきました。現在、大阪市を中心に19店舗を展開し、355名のスタッフが地域経済の活性化に努めています。預金残高は6,439億円、貸出金残高は3,151億円に達し、地域に根ざした金融機関としての役割を果たしています。
学生の未来を支える「えいわ奨学会」は、今後も地域への社会貢献を続け、多くの学生の夢を応援していくことでしょう。