株式会社テクノーブル、CITE JAPAN 2025で金賞を受賞
2025年5月14日から16日にかけて開催された第12回化粧品産業技術展 CITE JAPAN 2025において、株式会社テクノーブルが出展しました。化粧品業界の発展に寄与する技術や製品が多数展示された中、テクノーブルは環境部門で金賞を受賞し、その努力が高く評価されました。
企業の取り組みと受賞の背景
株式会社テクノーブルは1961年に設立以来、機能性化粧品とその成分の研究開発に力を入れてきました。特に注目すべきは、今回の展示会で発表された「ブルーアップサイクル BLUE UPCYCLE™」というプロジェクトです。この取り組みは、海草コアマモを素材として利用し、紙資源と美容成分へのアップサイクルを目的としています。
展示会のテーマである「結MUSUBI」に則り、地域や人々、製品などの連携を重視して開発された美容成分は、多くの参加者からの注目を集めました。2010年に始まったアワードは、化粧品業界における革新性と貢献度を評価し、選出された企業が投票により表彰されます。
アワード受賞の意義
テクノーブルが金賞を受賞した背景には、産官連携による異業種の協力がありました。これにより、従来の化粧品業界の枠を超えた新しいサステナビリティの形が生まれ、この革新性が評価されたことが、受賞の大きな要因となったのです。
「ブルーアップサイクル BLUE UPCYCLE™」は、異業種が連携して開発した画期的なプロジェクトであり、これまでにない環境配慮の取り組みとして、多くの支持を受けました。このプロジェクトを通して、テクノーブルはサスティナビリティに対する強いコミットメントを示しています。
新製品の紹介と技術発表
展示会では「セルフブライトニング」を実現するための新製品、国産ホワイトラベンダー花エキスが紹介されました。また、長年にわたる研究で得られた乳酸菌発酵米による新しい技術も発表され、化粧品の浸透性向上について語られました。これにより、消費者の肌悩みを解決する多様なアプローチが可能となります。
特に5月14日に紹介された「ホワイトラベンダーTN-W」は、地域との結びつきを強化しながら、肌の本来持つブライトニング力を引き出すことに焦点を置いています。さらに、5月15日には乳化及びスキンケア効果を持つ乳酸菌発酵米に関する研究成果が発表され、業界内での評価を高めています。
今後の展望
株式会社テクノーブルは、60年以上にわたり基礎から応用まで幅広い研究開発に取り組んできました。環境への配慮が求められる現代において、機能性とサスティナビリティを軸にした開発を進めています。今回の受賞をきっかけに、さらなるイノベーションを目指し、引き続き新しい製品や技術を展開していく意向を示しています。
このような企業の努力は、化粧品産業の発展にとって重要な要素となるでしょう。今後もテクノーブルの新しい取り組みに期待し、その活動に注目していきたいと思います。
お問い合わせ先
株式会社テクノーブル
大阪市西区北堀江1-6-8 テクノーブル四ツ橋ビル9F
Tel. 06-6538-2595(代表)
Email:
[email protected]
Website:
https://technoble.co.jp/