ヤマハの新型電子ドラム『DTX6K5-MUPS』登場!
ヤマハ株式会社は、5月23日(金)に新しい電子ドラム『DTX6K5-MUPS』を発売します。この新モデルは、アコースティックドラムに近いリアルな演奏体験を提供し、ドラム愛好者に喜ばれることでしょう。これまでの電子ドラムシリーズの流れを汲みつつ、最新技術を駆使した『DTX6K5-MUPS』について詳しくご紹介します。
1967年から脈々と続くドラムの進化
ヤマハは1967年からアコースティックドラムの販売を開始し、以降多くのプレーヤーの意見を取り入れながら製品開発を進めてきました。1986年に発売された電子ドラム「PMC1」や1996年の「DTX」は、その進化の一環です。特に、2020年の「DTX6シリーズ」は、コンパクトながらもアコースティックドラムに近い演奏感を実現し、多くの支持を得ています。このたび誕生した『DTX6K5-MUPS』は、その流れの中で新たに設計されたモデルです。
新開発の電子ドラムパッドとメッシュヘッド
『DTX6K5-MUPS』では、電子ドラムパッド『XP120L-M』と『XP100L-M』を採用し、口径を大きくすることで打感の自然さを高めています。スネアドラム用のパッドは12インチ、タムタム・フロアタム用では10インチに設計され、REMO社製の2plyメッシュヘッドを用いることで、柔らかな叩き心地と高い反発性を実現。このヘッドには、オープン・クローズドリムショットが可能な2ゾーン仕様が施されており、よりリアルな演奏体験が得られます。
アコースティックドラムに近いセッティング
新たに搭載された大口径のドラムパッドは、演奏性においてもアコースティックドラムに類似した感覚を提供します。このことにより、キット全体のセッティングがよりリアルなドラム体験に近づいているのです。特に、ライドシンバルも15インチにサイズアップしたことで、演奏のしやすさが飛躍的に向上しました。
充実したアプリケーション機能
『DTX6K5-MUPS』はただのハードウェアに留まらず、専用のアプリケーション「DTX Touch」や「Rec'n'Share」を通じて更なる楽しさを提供します。「DTX Touch」は、アコースティックドラムのように直感的に電子ドラムを操作できるインターフェースが特徴で、誰でも簡単に楽しむことができます。「Rec'n'Share」は、演奏や録音、動画撮影を手軽に行える機能があり、ユーザーは自分の演奏を簡単に共有することができます。これにより、練習をより楽しく、効果的に行うことができるのです。
まとめ
今後、ヤマハの『DTX6K5-MUPS』は、ドラムの楽しみを新たなレベルへ引き上げてくれることでしょう。アコースティックドラムに近い演奏感、豊富なアプリケーション、多彩な機能を持つこの新モデルは、初心者からプロまで幅広いユーザーにおすすめです。
製品の価格は280,500円(税抜255,000円)で、同日には電子ドラム用パッド『XP120L-M』と『XP100L-M』もそれぞれ40,700円(税抜37,000円)、33,000円(税抜30,000円)で発売されます。詳細な仕様に関しては、ヤマハの公式サイトをぜひご参照ください。