ファンケル通販、新しい「置き場所指定サービス」を開始
株式会社ファンケルが2023年2月12日より、通信販売でのご注文時に新たな「置き場所指定サービス」(通称:置き配)を導入しました。このサービスは、購入者が自宅にいるかどうかにかかわらず、指定した場所に届けてもらえるというものです。特筆すべきは、このサービスが「日時指定」に対応するようになった点です。
日時指定で選べる安心感
新たに導入された日時指定機能は、受取り側のニーズに応える内容です。「製品が外に置かれている時間を短くしたい」、「日中の炎天下での置き配を避けたい」など、消費者の意見を反映したサービスの進化が見受けられます。明確な配達日時を指定できることで、安心して商品を受け取ることができるでしょう。
配送従事者への配慮
リニューアルされた「置き配」サービスは、再配達のリスクを減らすことによって、配送従事者の負担を軽減することを目指しています。昨今の「物流2024年問題」では、物流業界が直面する人手不足が深刻化しています。再配達による負担が増大することが予想され、何も対策を講じなければ、2030年度には32%以上の輸送力不足が懸念されています。ファンケルはこの状況を鑑み、1997年からこの「置き配」サービスを開始し、積極的に配送従事者をサポートしてきました。
業界をリードするファンケル
ファンケルの「置き場所指定サービス」は、業界内での地位を確立しています。今回の新たな取り組みは、ただ単に利便性を向上させるだけでなく、社会的な責任も果たすことを狙いとしています。物流が重要な社会インフラとして機能し続けるためには、持続可能な運営が欠かせません。
まとめ
ファンケルの新しい「置き場所指定サービス」は消費者にとっても配送業者にとっても安心できる選択肢を提供しています。配達が指定時間に行われることで、買い物の楽しみも増えます。今後もファンケルは、社会に貢献するサービスを展開し、持続可能な物流の実現に向けた取り組みを続けていくでしょう。